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―――― 京太郎「え、ラジオのアシスタントですか?」 良子「そう。この間から新しくスタートした番組なんだけど、ちょっと人手不足だからね」 良子「機材とかを見ろっていうんじゃなくて、手紙を読んでくれればいいから」 京太郎「なるほど、わかりました」 ――――ラジオ局 良子「ハロー、戒能良子の『のーうぇいらじお』の時間がやってまいりました」 良子「メインパーソナリティは私、戒能良子でお送りいたします」 京太郎「今回からアシスタントの、須賀京太郎です。よろしくお願いします」 良子「私の付き人なんだけど、アシスタントに急遽抜擢となりました。それにしてラジオが初めてとは思えない落ち着きっぷりだね京太郎」 京太郎「なんででしょうねー。不思議なもんですよ」 良子「それじゃあ早速お便りのコーナー行ってみよう。頼むぞ京太郎」 京太郎「はい!」 京太郎「えー、RN:京太郎は私の嫁さんから。……まさか俺のことじゃないですよね?」 京太郎「ごほん」 『彼がいないと怖くて夜も眠れないでも彼に負担かけたくないし トラウマもなかなか治らないしどうすればいい?良子』 京太郎「とのことです。なにやら大変そうですね」 良子「というか名前呼び捨てって……随分フレンドリーだね」 良子「質問への答えに移ろう。トラウマや『彼』について具体的なことはわからないけど」 良子「まずは心を落ち着かせるべきじゃないだろうか」 良子「その上でもう一度考えてみればいいんじゃないかな」 京太郎「とのことです。あんまり思いつめないでくださいね」 京太郎「それでは次のお便り。RN:おもち大好きさんからの――」 ―――― ―― ― 京太郎「お疲れ様でしたー」 良子「お疲れ様。京太郎」 良子「でもほんとにコレが初めて?だいぶ慣れてるようにも思えたけど」 京太郎「いやいや、初めてですよ。心臓もバックバクで」 良子「そう、それにしても一通目のハガキを読んだ時の顔はなかなか面白かった」 京太郎「自分と同じ名前が書いてあったらああいう反応にもなりますって」 良子「それもそうね」
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京太郎「―――どうしてこうなった」 咏「なんでかわっかんねーけどプロの面々+京ちゃんで隠れんぼをしようってことになって」グイ はやり「そしたら時間がなくなって慌ててこのロッカーに飛び込んでみたら」ギュウ 良子「不思議な事に私達全員が同じ所に隠れようとしていて」ズイ 健夜「そのままになってる訳だね……」ググ 京太郎「なんで説明口調!?って狭いです!寄って来ないで!」ウオォ ※現在の状況※ │―――│ │ は │ │咏京良│ │ 健 │ │―――│ 京太郎「しかし暑いですね……、早く鬼の人見つけてくれないかなぁ」 咏「私はこのままでもーいーかなー?京ちゃんとこうやってくっつけるし」ギュ はやり「たしかにそれもそうですねー。京ちゃんー」ムニ 良子「たしかにそうだな。京太郎、私もハグするぞ」プニ 健夜「あ、皆ずるい。私もー」グイ 京太郎「え、うわちょ、柔らかい感触がKARADAJUUに!?じゃなくて暑いですよ!」 ロッカー「ヤイノヤイノ」ドッタンバッタンギイィ 京太郎「え、なんか傾いてませんかってうわああああ」バタム ※中で暴れるとロッカーは倒れます ※現在の状況※ │―――――│ │ は咏 │ │ 健京良 │ │―――――│ 京太郎「うう、イテテ。大丈夫ですか皆さん……あれ、右手に柔らかな感触が」モミモミ はやり「ちょ、京太郎くん!胸揉まないでよ///皆いるんだから///」カアァ 京太郎「すすす、すみません!(気にする所間違ってないかな)」バッ 京太郎「って、今度は左手にっ!?」フニョン 良子「なんだ、その……京太郎が望むなら私もノー・プロブレムなんだが///」カアァ 京太郎「ぬわーっ!?すみませ~ん!(でもやっぱり気にする所間違えてる気がする)」バッ 咏「ちょっと京ちゃん、わっかんねけーど、その、擦れて変な気分になっちゃうっていうか……どうなっても知らんけど?」カアァ 京太郎「うわーどうすればいいんだ!」 健夜「ちょっと京太郎くん、私だけ何も無し!?」 京太郎「ああ、健夜さん!もはやあなただけが頼り……、ってなんで俺の腕を掴んでるんですか?」 健夜「私もその、あるほうなんだから///」グイッムニ 京太郎「ななななんでオモチに俺の手を引き付けるんですか!?」 咏「きょーうちゃん」ニヒヒ はやり「きょうちゃーん」ニコ 良子「きょ、京太郎……」ウツムキ 健夜「京太郎くんっ!」パアァ 京太郎「俺はどうなるんだ!?」 京太郎の明日はどっちだ! カン!
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番外編 初美とサイクリング 初美「速いのですよー!」 京太郎「しっかり捕まっててくださいよ!」 ぎゅう… 初美「大丈夫ですよー」 京太郎「それならいいです…ところで初美さん」 初美「どうかしましたか?」 京太郎「なんで俺達は鹿児島から熊本に行くのに電車を使わず自転車で行ってるんだ?」 初美「そんなの簡単ですよ」 京太郎「ぜひ聞かしてもらいたい」 初美「私が京太郎と居たいからですよ」 京太郎「なっ!」カァァ 初美「京太郎は私と居たくないですか?」 京太郎「そ、それは…」 初美「はっきりしなさい!」 京太郎「一緒に居たいです」カァァ ギュウゥゥウウ。 初美「良かった…大好きですよ、京太郎」 京太郎「俺も好きだぞ、初美」 カン!
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番外編 霞さんとイチャイチャ 京太郎「起きてください、霞さん」 ゆさゆさ 霞「うーん…後二分…」 京太郎「ちょ、なんで今考えたんですか!」 霞「だって京太郎が構ってくれないから…」 京太郎「えっ?」 霞「一緒にご飯を食べようとしたら姫様と食べてたり、お菓子を食べようとしたら春ちゃんとかりんとう食べてるし…遊ぼうとしたら初美ちゃんとイチャイチャしてた…」 京太郎「うう…申し訳ない」 霞「そうよ、京太郎の恋人は私ですよ…だから罰を与えます。てい!」 京太郎「なっ!」←布団に連れ込まれる 霞「京太郎の抱き枕…」 京太郎「……えい」 ムニゅ… 霞「ひゃっ!…ちょっと、京太郎君!」 京太郎「誘ったのは霞さんですよ?」←耳元で優しく囁く 霞「う…や、優しくてして下さいね」 京太郎「ええ…忘れられないくらいにやってあげますよ」 巴「……朝から何をやってるんですか?」 霞京太郎「マッサージ?」
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837 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/17(火) 00 41 18.77 ID iVBhIvx7o [5/16] 照「……」 京太郎「それは……」 照「私はね、ずっと京ちゃんの事好きだった。いずれ結婚して……子供は114514人は欲しいと思ってた」 京太郎「照さん……」 照「でもね、アイドルとして頑張ってる京ちゃんを見ているうちに……分からなくなっちゃった」 京太郎「分からなく?」 照「私は本当にこの人を好きなの? 私は本当にこの人と結ばれたいの? 私は本当に……」 この人をアイシテイイノ? 京太郎「……」 照「だから、今日……その想いを確かめたかった」 京太郎「それで……答えは、出たんですか?」 照「……」スッ 京太郎「あっ!」 スタスタ / \ ,.' \ / \ / . . . . . . . . ', . ` .、. / ヽ ヽ 、 Χ 、 . !¨ヽ 、 ヽ / \、 . /`ΧV ', 「 } . . . . \\ 残念だけど――. . / ヽ/ヽ代J}ヽN !) / . . . . . ヽ / ; イ ハ \__ `' V ! 「 ! ! ヽ ヽ }ヽ} // |/ .V 〉 ` リ .| /! ハ } ハ } \! ヽ. / | V ト、 ,_ァ / ´ ̄¨| √} 厂 }!、 j V / `i r- 、 j . . !/`、| / >、. V j! } 「! l / /\ `>、 j ハ l l ヽ ... ≧x /y ! 〉、 > 7/ /=l ,_... / } /´ V / 〃 { /=≦ム //' ∨ _ ,小 `ー―.v´ >'"¨∨/ x ´ / ハ Lヘ´ 'i / / / , , ,. / ;イ / く ` , , l / | / }` } ! | / l / / . . l l l / l / / . , ! N / ,7 ..... . j | 〃 ,’ { 照「期待外れだったよ、京ちゃん」 ガラガラ ピシャッ! 京太郎「……」 俺は……どうすればいいんだ? 照さんがそう言っている以上、俺にとやかく言う資格はない まして……仮に照さんが俺を好きだと思い直してくれても―― 俺はその気持ちに答えられない 京太郎「なのに、なんでだよ?」 なんでこんなに、胸が痛いんだ……!? 841 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/17(火) 00 55 00.97 ID iVBhIvx7o [6/16] 【妙神山 廊下】 京太郎「……」テクテク 照さん、どこに行ったんだろう? 京太郎「でも、見つけたとしても……」 俺には何もできない 何も言うべきじゃないんだろう 京太郎「でも……それじゃダメなんだ」 あんな顔の照さんは、もう…… 京太郎「見たくねェ……のに」ギリッ スッ サッ サッ 京太郎「ん?」 ??「……ん?」チラッ 京太郎「あの、何やってるんすか?(指揮……してた?)」 ??「……おまえの心、今にも潰れそうなくらい悩んでる」 京太郎「え?」 ??「さっき……ここを通った女の子の連れ、なのか?」 京太郎「それって、角の生えた子ですか?」 ??「ああ。やっぱりな……」 京太郎「あの、アナタは……?」 ??「……虹だ」 京太郎「!?」 ??「鍵を握るのはきっと……おまえの心」 京太郎「それは、どういう……!」 カミネー ハヤクシテー ダンシニュウヨクノジカンオワルヨー ゴウゴーウ ナニモカンジナカッタナ ルァッハッハッハッハ ??「じゃあな、応援してるぜ」 京太郎「ちょ、ちょっと!!」 タタタタタッ 京太郎「……虹? 俺の、心?」 まるで意味が分からんぞ……? 847 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/17(火) 01 05 51.86 ID iVBhIvx7o [7/16] 845 照sageの流れだったからね、しょうがないね あと育成はメインじゃないと何度言ったらry さっきの人、まるで心が目に見えてるみたいな口ぶりたったけど…… まさか、そんなことあるわけ―― 京太郎「でも……そう言えば確か」 思い出せ……昨日照さんはなんて言ってた? 確か、あの時…… ~~~~~~~ 照「……心が枯れていくように、砂時計の砂が落ちていくように」 照「私にとっては地獄の日々だった」 照「だけど、京ちゃんに再会できて私の砂漠に雨が降った」トオイメ 照「抑えようの無い感情が雨になって……乾いた心を潤してくれたんだ」 ~~~~~ 京太郎「雨……虹?」 もしかして、もしかしてだけど! 京太郎「心を風景に例えるなんて……馬鹿げてるけど!!」 もしそうなら、照さんの心は今―― きっと! 京太郎「……行かなくちゃ!!」 【23時45分 妙神山 展望台】 照「来て……くれたんだ」 京太郎「はぁ、はぁ……照さん」 照「もう時間無いよ? 魔法が解ける時間」 京太郎「でも、まだ終わりじゃないですよね」 照「……」 京太郎「照さんは、まだ俺の彼女です」 照「っ!」 848 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/17(火) 01 21 03.16 ID iVBhIvx7o [8/16] 京太郎「照さんは本当に、俺のこと好きじゃなくなったんですか?」 照「え?」 京太郎「もし本当にそうなら……俺は何も言いません」 照「……それは」 京太郎「でも、俺は照さんが嘘をついているようにしか見えないんです」キッ 照「私は嘘なんか……」 京太郎「じゃあ。さっきの言葉は全て……本心なんですか?」 ドクンッ ドクンッ 照「そんなの、分からないよ――」ギュッ 京太郎「照さん……」 照「自分でも、分からないよ……こんなの、初めて、だから……」ポタッポタッ 京太郎「……」 照「ずっと気持ちを抑えてたのに!! 京ちゃんへの想いを抑えて、東京で暮らしてたんだよ!!」 京太郎「照、さん……?」 照「いつか会えることだけを夢見て、わがまま言わずに……ずっと、ずっと乾いた生活を送ってきた!!」 これが照さんの行っていた砂漠……なんだ 俺への気持ちを押さえつけて過ごしてきた日々 枯れていった照さんの心 照「それでやっと、やっと再会できて!! そしたら、今まで抑えてきたものが溢れてきて……」ポロポロ 京太郎「……」 照「やりすぎてることは分かってた。でも――抑えられなかった。京ちゃんへの想いを……抑えきれなかった!」 それが雨 照さんの乾いた心を潤した、絶えることなく降り注ぐ感情の雨 照「幸せだった。近くに京ちゃんがいる、話せる、触れられる……感じられる」 京太郎「だから、あんなに過剰なスキンシップを……?」 照「……ずっと、そうしていられると思ってた。咲とも和解して……全てがいい方向に向かってるって」ポロポロ でも、違った 照「あの時……あの言葉を聞くまでは」 849 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/17(火) 01 28 44.16 ID iVBhIvx7o [9/16] 【出発当日】 ガヤガヤ 竜華「」 煌「」 京太郎「多すぎだろ!?」 透華「わ、私が目立っていませんわ!!」ガビーン ハギヨシ「透華お嬢様も負けていませんよ」フフッ 社長「では、しっかり修行してきたまえ!」 京太郎「あれ、社長いつのまにか元気に……?」 社長「あぁ~」 京太郎「気のせいか?」 久「お留守番は任せてね」バイバイ 京太郎「はい! お土産買ってきます!!」 ~~~なんやかんやで出発!~~~ 【行きのジェット機】 ハギヨシ「透華お嬢様のサプライズの準備を手伝って頂けますか?」 一同「「「「「「おー!」」」」」」 ガヤガヤガヤ 京太郎「あ、照さん。ちょっとクラッカーをとってきて貰っていいですか?」 照「うん」 京太郎「多分竜華さんが運んでたと思います」 照「合点承知」テクテク テクテク 照「(確かこっちに……)」 竜華「それにしても、困った子やなぁ」 照「ん?」コソッ 竜華「折角の合宿やのに……これじゃ修学旅行やん」ハァ 煌「うーん、確かにそうですね」 竜華「……京太郎君のアイドル活動を知っててああいうことするんかな?」 煌「知ってる筈ですけど、わざとでは無いと思いますよ?」 竜華「せやなぁ。好意からの行動やから強く言えないんや」 照「え……?」 852 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/17(火) 01 40 39.70 ID iVBhIvx7o [10/16] 違う――私はただ、みんなで京ちゃんと楽しく遊べたらって 照「(そう思った、だけなのに……)」 竜華「強く言うべき……なんかな?」 煌「確かに、関係者でも無いのに事務所や自宅に入り浸っていますし……」ウーン 竜華「間違いなくスキャンダルになる。ただでさえ宮永さんは有名やし……」 煌「距離を……取って貰うべきなんでしょうか」 竜華「京太郎君の事を思うなら、そうするべきや」バッサリ 煌「そう、ですね」 照「京ちゃんの為を、思うなら……私は、いらない?」ゾクッ 京ちゃんにとって私は必要ない? こんなに、京ちゃんのことを想ってるのに? こんなに京ちゃんのことを考えているのに? 照「こんなに……京ちゃんのことを好き、なのに……」ブルブルブル ああ……そうなんだ 私は、いらないんだ 京ちゃんにとって私は…… 照「邪魔、なんだ……」ポロポロッ タタタタタッ 竜華「せやけど、あんなに熱心に想ってくれる子も中々おらへんよ」フフッ 煌「一番の大ファンかもしれないですね」クスクス 竜華「京太郎君もなんやかんかで癒されとるようやし、あの子くらい許してもええかもなぁ」 煌「ふふっ。そういう清水谷さんの優しさ、嫌いじゃないかな?」ニコニコ 竜華「う、うっさいで!」カァァァ ~~~~~~~~ 照「だから……その時から私はもう京ちゃんの事を諦めることにした」 京太郎「違う、それは!!」 照「でも、無理だった。京ちゃんへの想いは……簡単に、忘れられるようなものじゃない」グッ 京太郎「……それは、違う」 照「だから、蓋をしたの」 京太郎「蓋……?」 照「もう、この想いが外に出ないように閉じ込めた」 854 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/17(火) 01 49 41.51 ID iVBhIvx7o [11/16] 照「それからはもう……知っての通り」 京太郎「じゃあ……なんで今日はデートなんてしたんですか?」 照「っ!」 京太郎「蓋をしたのなら、どうして一日だけ彼女だなんて言ったんですか!?」 照「それは……最後の、未練を断ち切るため」 京太郎「本当は蓋なんてしたくないんでしょう?」 照「違う!! 私は本当に!! 本当に……!」ブルブル ポタッ ポタッ 照「だって私の心は……こんなにも、暗い暗い深海のように沈んでしまったんだから」 京太郎「照さん……」ギリッ こんなの絶対間違ってる。 勘違いでやすれ違いで……誰かが傷つくなんて嫌だ! だから…… だから!! 京太郎「(俺が照さんを救い出す!!)」キッ 照「……」ポロポロ 京太郎「――まだ、雨はやんでいないんでしょう?」 照「え?」ドクンッ 京太郎「俺には分かります」 俺と再会して、照さんの心に…… 砂漠のように乾いた心に、今までせき止めていた感情が雨となって降り注いだ だけど、その心は今……無理やり閉じられた蓋のせいで行き場を失ってる 絶え間なく降り注ぐ雨は溜まりに溜まって…… 京太郎「照さんの心は今、深い深い海になってしまった」 照「……」ドクンドクンッ 855 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/17(火) 02 04 01.48 ID iVBhIvx7o [12/16] 京太郎「その圧力に耐えられず、心が張り裂けそうになって穴があいて、感情が溢れ出してる」 照「違う……!」 京太郎「照さんの心はもう、ボロボロじゃないですか!?」 照「違う!!!」 京太郎「そんなのダメだ!!」ガシッ 照「!!」ビクンッ 京太郎「雨が降ってもいいんですよ。心に蓋をして、感情を押さえつけても何も変わらないじゃないですか!」 照「で、でも……!! 蓋を取ったら私……私はもう抑えられない!!」 京太郎「!?」 照「京ちゃんに迷惑かけるよ!? 京ちゃんの夢を壊しちゃう!!」 京太郎「……」 照「だから、私は深い海の底で……陽の光の無い、暗い世界で生きていくしかないの」 京太郎「深い海の底? 陽の光が無い? ふざけんな!」 照「え……?」 京太郎「暗い世界で右も左も分からないなら!」 京太郎「もし、その想いが溢れるなら、絶えずに降り注ぐなら!!」 照「京……ちゃん?」 京太郎「俺が、太陽になります!!」ギュッ 照「うぇ!?」ドキッ 京太郎「照さんが迷わないように、俺が照さんを照らします!!」 照「京……ちゃん?」ジワッ 京太郎「誰がなんて言おうが関係ない!! 俺は、俺は……!!」 そうだ。 清澄のみんなも、竜華さんもキッカケにすぎない。 俺がアイドルを目指す、本当の理由は―― 京太郎「太陽のように輝いて、みんなを笑顔にしたいんです!」 照「!!」 京太郎「だから、海の底から出てきてください!!」 ____ ,. ´ __ `¨¨ヽ ,  ̄` / ヽ `ヽ / _ , ∨ 、 . / /,´ / | ヽ . / //' ' / ' / l| | ∨ l// / , / ' l| | | | | | | | | _/ ィ / { l |__|_{ |∧ }/ ' / l | ∧  ̄ {〃 Ⅵィ斧从 } /-}/-/、 , /-、 ∧} / , 从 Vり ∨イ ,イ斧ミ、}/ /⌒ } | ' / イ从 l ム Vり ム' ノ/} きっと空は……' ´ \∧ ' ,r ' / 光り輝いている筈ですから!! 、 v ァ / 从/ \ `こ イ _|、 ` r ´ //∧ /| /////∧ 「 | //////////> 、 , </∧ / {///////////////> 、 , </////// ∨__∨//////////////////>、 照「う、うぁぁぁっ……」ポロポロ 857 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/17(火) 02 12 06.33 ID iVBhIvx7o [13/16] ダメだよ、京ちゃん…… 頑張るって決めたのに、もう諦めるって決めたのに…… 照「心、溢れちゃうよぉ……」グスグス 京太郎「抑えるな! 出てきてください! さぁ!」 照「どうして京ちゃんはそんなに……」 眩しいの……? 照の心の蓋「」ゴゴゴゴゴゴゴゴッ バキッ バキバキバキッ!! ドバァァァァァァァァッ!!! 照「うわぁぁぁぁん京ちゃぁぁぁん!!」ダキッ 京太郎「……照さん!!」ギュゥゥ 照「ごめん、ごめんなざぃぃぃ!!」ビェェェェン 京太郎「よしよし……」ナデナデ 照「わだ、わだじぃ……」 京太郎「もういいんです。我慢なんてする必要はないんですから」 照「……うん、うん!!」ギュゥゥゥゥウ 照の心「」ピカァァァァァ 照「あっ……雨やんじゃった」 京太郎「え?」 照「だって。こんなにも綺麗な太陽が出てるから」 もう、雨なんて必要ない 京太郎「照さん……」 ゴーン! ゴーン! ゴーン1 照「あ、もう十二時……」 京太郎「……恋人ごっこは終わり、ですね」 照「……うん」 859 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/17(火) 02 19 50.47 ID iVBhIvx7o [14/16] 照「でも、今度は遊びじゃないから」 京太郎「え?」 照「……頑張って京ちゃんの彼女になる。敵は多いけど、負けたくない」 京太郎「敵なんかいましたっけ?」キョトン 照「……」ドグチァッ! 京太郎「あだっ!?」メメタァ!! 照「でもね、今までと同じじゃないよ?」 京太郎「同じじゃない?」 照「これからは、京ちゃんの為に頑張る。私の事だけじゃない、京ちゃんの気持ちも考える」 京太郎「照さん……熱が」ハラハラ パッシィァ!! 京太郎「なんでもないです」ヒリヒリ 照「私は照。だから、私も京ちゃんを照らせるようになってみせる」 京太郎「……あはは、ギャグですか?」クスクス 照「本気だもん!!」ムスーッ 京太郎「期待し……ん?」 ピカァァァァン 京太郎「この、感覚は!?」ゾクッ 照「あっ……」 京太郎の雀力が一段階上昇した!! テテーン 京太郎「この感覚、なんだか懐かしい……」 照「やっと……返せた」 京太郎「え?」 照「……ありがとう、京ちゃん」ギュゥゥゥゥ 京太郎「???」 863 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/17(火) 02 28 38.21 ID iVBhIvx7o [15/16] 【物陰】 ??「……」ジーッ ?「終わったのか?」スッ ??「ああ。なんだか、らしくねェことやっちまった」ポリポリ ?「でもお前が入れ込むくらいの心だったんだろう?」 ??「ああ。あんなに人を元気づける、太陽みたいな心を持った奴は見たことねェ」 ?「あの女の子の方は……?」 ??「あの子の心は、あの時みてぇに深い深い絶望の海だった」 ?「っ!」 ??「だけど今は違う」 ?「え?」 ??「女の子の心の雨がやんで、そこに男の太陽が光をさした」ニッ ?「ということはつまり……?」 ??「お前に見せてやれないのが残念だ。だって、あの子の心にはあんなにも……」 照「京ちゃんペロペロ」ペロペロ 京太郎「ぎゃぁぁぁぁぁ!?」 照「京ちゃんくんかくんか」スンスン 京太郎「のわぁぁぁぁ!?」 照「京ちゃんうまうま」ハグハグ 京太郎「うぎゃぁぁぁぁあ!?」 . . . . . . . . (⌒⌒ (⌒ . . . . . . . . . (⌒ (⌒ ; . . . . . . . . . (⌒ ⌒⌒ . .; . . .' . .. . ´ . . (⌒ ⌒ ⌒⌒ `ヽ (⌒(⌒ (⌒.; . . .' . . . . ´... . . . . . . . `ー---、 ⌒ (⌒ ⌒ ⌒ (⌒. . . ;. . .' . . . ´,....'.. ;. . . .' . . . . . . . . .. ` ⌒( (⌒ . .;. . . '. . . ´,....'. ,. . . .' . . . . . . . . . . . . . . . . . ;. . '. . . ´,....'. ., . . ' . . . . . . , ' . . . . . . . ;. . '. . . . ´,.... .´ . .´ .ヽ . . ., ' . . . . . . . . , ' ⌒⌒⌒ (⌒ ー;. . '. . . . ´,...´ ,. . ´. . ; ' ⌒ ヽ、 ( ⌒ ⌒Y⌒ ⌒`⌒) ヽ、_ ;. '. . . ´,....'. ,. . .' . . . ; ' (⌒⌒ ⌒ ⌒ (⌒ ⌒ `⌒)⌒) ⌒` .; . '. . . ´,....' . ;. . '_ _ . .; '(⌒´ ( (⌒(⌒ (⌒`⌒ ). ⌒) . ;. .' . .. ´,...' . ;. ' ; ' `ー、 _ _ _ (⌒ ヽ⌒ )´⌒ ヽ . ;. .' . . ´,....' ., . .' , ' _ (⌒ ⌒⌒) ;. '. . . ´,...' .; . '. ; ' ヽ (⌒ ⌒ (⌒ヽ⌒⌒ヽ ⌒) .; .' . . . ´,..' .; . ' , ' (⌒ ⌒) ; . '. . . .´,. '. ;. .' , ' (⌒(⌒(⌒(⌒ (⌒⌒ ヽ ; .' . . ´,. .' ;..' ; ' (⌒⌒ ⌒ ⌒(⌒_ _ _ _ (⌒ . ; .' . . ´,. . ; . ' ; ' ` ` ⌒ ー- - -- ⌒ ; ' . . ´,. .' .; .' ,..' . . . . ,. .⌒ ⌒ ⌒ヽ ⌒⌒ ⌒ ⌒ヽ , ' ( . ; '. . .´ ,.' ;. '. ヽ; ' ,(⌒ ⌒) ⌒) ( . ; '. . .´ .' .; ' . . . . . ' (⌒ . (⌒(⌒ . . ⌒) ,'⌒ ⌒) . . . . . . . ; ' . . ´ ..' .; ' . . . . . ' (⌒ . . (⌒ . . . . . . ⌒) . ヽ . . . .... . . .' ´ ' ' ' . (⌒ . . . . . . . . . . . . . . . . . . ⌒) . ⌒ カミーネ「綺麗な虹がかかってるんだから」 京太郎「調子に乗りすぎです!」チョップ 照「えへへっ!」 【てるてるガール】 カンッ!! 947 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/20(金) 03 58 24.75 ID Lf2wbv2Vo [1/10] 944 直貼りですお 946 個人的にはたまらんけど、エロはまぁ、多少はね? いいぞもっとやれと言えないのが辛い 【番外編 鹿児島ENDの真相 前編】 ~~番外編のあらすじ~~ FXで有り金全部溶かした社長のせいで潰れるかもしれないアクセル1 その危機を救うために身売りを決意した京太郎だったが、世の中はそんなに甘くはなく…… <とある闇金融> 京太郎「えーっと、一億貸して貰うことってできますかね?」 ウシジマ「……アンタふざけてんのか?」 京太郎「ふざけてなんか、いませんよ」ズイッ ウシジマ「……」 ドガバキィッ 京太郎「ゴモラッ!?」ズシャッ ウシジマ「ガキが来るところじゃねぇよ」ペッ 京太郎「……うぅっ」ショボーン これで10件目か…… そうだよな、こんなガキに一億出してくれる場所なんてそうそうあるわけない 京太郎「……かっこわりぃな、俺」フラフラ それでも守らなきゃ…… 俺の大事な場所を 大切なみんなの居場所を……!! 京太郎「でも、どうすれば一億なんて……」 ポツッ ポツポツッ ザァァァァァ!!! 京太郎「……ああ、ツいてねぇ」 本当に今日は……最悪な日だ 948 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/20(金) 04 01 27.16 ID Lf2wbv2Vo [2/10] ザァァァァァァ!! 京太郎「濡れるっ!!」ダダダッ あーもう! 本当になんなんだよ!! さっきまで晴れてたったのに!! 京太郎「ちくしょう! どっか雨宿り出来る場所でも……!!」 とは言ってもこの辺はビルばっかりでコンビニも…… 京太郎「ん?」ピタッ ~~~怪しげな屋敷~~~ 京太郎「あれ? こんな場所にこんな建物あったか?」テクテク しかもなんでだろう……? 体が勝手に……吸い込まれるような 京太郎「入ってもいいのか?」ガチャッ ギィィィ 京太郎「あのー! すいませーん!」 ブワァァァ 京太郎「っ!?」 なんだ、今の感じ……? 京太郎「……」テクテク あれ? どうして俺……勝手に人の家に入ってるんだ? 出ていきたいのに、体が勝手に…… ??「入りなさい」 声がした どこかで聞いたことがあるような、なぜか懐かしい…… 聞いていて、どこか安心するような優しい声 京太郎「あ、失礼します」スーッ ??「ようこそ、願いを叶えるミセへ」 京太郎「!!」 襖を開けた先にいたのはとても妖艶で、とても魅力的で、とても―― / | | ヽ , | | | i 、 |i | | | | l , ' |‐|- |.._ | ! i | | | | , |Liヒ i |_l个ト| | j ! | ! i | |zニ... __ ` ┴ -L| |_ i | _..」 | i /⌒ヽ| 代 テ≠= >┴L.| | | ! | ', `¨` {ァz...__{ ! | | ' | , !ヾノ..` 7 _|.」 | ヽ. | ! ', / | | ` ! | l i ′ ! ! | | | ! |! / | | j | ̄ ~¨ -‐… ァ' ' | | | | ´ / | | | | | |`丶 / | | | | ! | 丶、 / |_|」-┘ ! | | / ` | | | | | ! | | ' | | | | l! | ′ | ! ! | |l | ′ j! ! _.-… j | !| | ,' '| | / ̄ _.. ,' | |i! ! ム_ / | | l/ ̄ / | | ! |`ヽ.い\ / | ! 寂しそうな女性だった 949 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/20(金) 04 06 04.66 ID Lf2wbv2Vo [3/10] 京太郎「あの、俺!! 本当はここに来るつもりは無かったというか、雨宿りしたくて、その!」アセアセ ??「違うわ」 京太郎「?!」 ??「アナタはここに来る必要があった。そう――心の中で願う何かがある」 京太郎「え?」 ??「ここは願いを叶えるミセ……貴方の願い、叶えてあげるわ」 願いを叶える店? もし、本当にそうなら――救えるのか? 俺の、大事な場所を…… 京太郎「貴女は一体……?」 ??「そうね。私は……」 魔女「次元の魔女とでも、名乗っておこうかしら」クスッ 京太郎「ぷっ」ブルブル 魔女「あら、失礼ね」ムスッ 京太郎「あ、いえ! なんだか魔女って言葉が凄くお似合いだなって」アハハ 魔女「……」 京太郎「……失礼しました」 魔女「いいのよ。それよりも貴方はこのミセに来た――つまり、叶えたい願いがあるんでしょう?」 京太郎「あ、はい! でも、こんなこと言っても……」ウツムキ 魔女「話しなさい。そうでなければ何も始まらないわ」 京太郎「……実は」 ゆっくりと俺は話し始めた 俺がアイドルを目指すようになるまでの経緯、そして…… 京太郎「それで、どうしようもなくて俺……」 魔女「……そう、大変だったのね」 京太郎「あ、いえ! 俺はいいんですけど、ただ……よくしてくれた場所がなくなるのが怖いんです」ウツムキ 魔女「……」 京太郎「魔女さん?」 魔女「いいわ。救ってあげる」 京太郎「!?」 魔女「事務所の経営を救うだけの資金を出しましょう」 京太郎「ほ、本当ですか!?」ガタッ 魔女「ただし、対価を貰うわ」 京太郎「へ? 対価? でも俺に払えるものなんて……」 魔女「対価はお金やモノじゃない。勿論、客によってはそういうものを貰う場合もあるけど」 京太郎「じゃあ……俺は何を?」 魔女「貴方にとって、とても大切なモノを」 950 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/20(金) 04 09 37.01 ID Lf2wbv2Vo [4/10] 京太郎「大切なモノ?」キョトン 魔女「……絆」 京太郎「きずな?」 魔女「貴方が今まで培ってきた友情、愛情……そのカタチ」 京太郎「???」 魔女「貴方はもう、以前の友人達に会うことはできなくなる」 京太郎「え?」 魔女「一緒に歩んできた高校の友達も、共に歩もうとしていた事務所の仲間とも」 モウ――アエナイ 京太郎「会えなくなるって……そんなの、簡単じゃないですか」 電話だって出来るし、会おうと思えば飛行機や新幹線だってある 魔女「いいえ。貴方はわかっていないわ」 京太郎「?」 魔女「どちらからでも、会いに行こうとすれば見えないナニカが邪魔をするでしょう」 京太郎「いや、そんなオカルト……」 魔女「全ては必然なのよ。どうあがいても仲間には会えない、共に歩むことはできない」 「そう、私とあの子のように――」 京太郎「……」 魔女「……無理に決める必要は無いわ。決めるのは貴方だから」 京太郎「やります」 魔女「仲間との絆を信じて進むのも……え?」キョトン 京太郎「事務所を助けてください」ペコリ 魔女「いいの?」 京太郎「いいんです。みんなが助かるならそれで」 魔女「……」 京太郎「お願いします」 魔女「……後戻りは出来ないけど、それでもいいのかしら」 京太郎「大丈夫っすよ。こう見えても俺……強いし」 魔女「(貴方が耐えれても、残された者はきっと……)」 京太郎「だから、みんなを助けてください!」ペコリ 951 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/20(金) 04 15 00.85 ID Lf2wbv2Vo [5/10] 魔女「いいの?」 京太郎「いいんです。みんなが助かるならそれで」 魔女「……」 京太郎「お願いします」 魔女「……後戻りは出来ないけど、それでもいいのかしら」 京太郎「大丈夫っすよ。こう見えても俺……強いし」 魔女「(貴方が耐えれても、残された者はきっと……)」 京太郎「だから、みんなを助けてください!」ペコリ 魔女「……分かったわ。それと、もう一つだけいいかしら?」 京太郎「はい?」 魔女「このまま契約してしまえば、貴方はもう仲間に別れを告げることはできない」 京太郎「そう、ですね」 魔女「最後に会ってこなくてもいいの?」 京太郎「いや、いいです」キッパリ 魔女「あら? どうして?」 京太郎「その……なんて言っていいのか分からないし、俺不器用だから」ポリポリ 魔女「……」 京太郎「それに、会ったら決心が鈍りそうですしね」アハハ 魔女「……そう、ならいいわ」スッ ポワァァァァァァ 魔女「貴方の願い、叶えましょう」 京太郎「!?」ドクンッ 魔女「……はい、おしまい!」 京太郎「え? もう終わりっすか!?」キョトン 魔女「ええ。これでもう貴方は籠の中の鳥になった」 京太郎「へぇ~」マジマジ 魔女「?」 京太郎「よかった、これでみんなが助かるんですね」ニコッ 魔女「……変な子」 京太郎「??」 952 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/20(金) 04 18 03.51 ID Lf2wbv2Vo [6/10] 魔女「まぁ、いいわ。後はこっちでやっておくけど、貴方はどうする?」 京太郎「……うーん」 魔女「雨が止むまでここにいてもいいのよ?」 京太郎「あっ! それじゃあ一ついいですか?」 魔女「?」 京太郎「料理しても、いいですか?」ニィッ 魔女「!!」ドクンッ 京太郎「ダメですか?」 魔女「どうして……料理なんて言い出したの?」 京太郎「いや、魔女さんって綺麗ですけど、その……死人みたいに肌が真っ白だから」アセアセ 魔女「……」 京太郎「だから、ちゃんとご飯食べてるのかなって、心配で」 魔女「……失礼な子ね」 京太郎「す、すいません!!」ドゲザッ 魔女「……いいわ。厨房を使ってちょうだい」 京太郎「え? いいんですか?」 魔女「ちょうど酒のつまみも欲しかったしね~♪」 / ` ‐- ._ ヽ {/ / ヽ } `ヽ } , ′ / / ,ィ ヽ / ` ‐- 、 ヘ イ / / //‐/ ヽ ; / l | ', ヽ 、__ \ノ ! ; / /´  ̄ `ヽL___{ | レ|个 ! , /. `ヽ _`) } |_l ! ! ___ ¨└L_| | | ! /‐ - 、 | ,' `| |  ̄ `ヾ ___ `ヽ| | l /____ ` 、 l / / l ノ  ̄ `ヾ ! |ヽ | /. ` 、 ヽ | / / ', ⊂⊃ ノ |ノ | /. . \ ノ|' /_,イ ゝ ┌ -- -┐ 〈 ! | /´ ̄ ̄ ` 、 ! /__ハ ヽ ', ノ /| | , ´ ̄ ̄ ` 丶 、`丶 | } \ `= '´ , ィ | / r ┐ `丶 ヽ | ,' lヽ. _ ´ , | ' / ̄ ̄ ̄} } } f⌒) ヽ 〉. ,' / | ! 、 / コ r (`ー'´ '┐´ // . / / | l | ヽ ' }_ ]-‐' ¨¨7 // . / / il j ! \/ ト-' /`-‐ .二イ //. / , ' i |! ,' L.__ /{ノ / `‐ァ' └┐ //. / / |/厂!___ノ / /ヽ ヽ_/ `{ { ̄ //. // ̄ ̄`ヽ | { | / / } ト、 京太郎「任せてください! こう見えても料理はそこそこやれるんですよ!」 魔女「あら、期待しちゃってもいいのかしら?」 京太郎「じゃあ、厨房借りますね」 ドクンッ 京太郎「侑子さん」 954 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/20(金) 04 32 44.35 ID Lf2wbv2Vo [7/10] 魔女「っ!!」ドクンッ 京太郎「あれ、俺どうしてこんなこと……」 魔女「わたぬき……」ボソッ 京太郎「すいません! あの、勝手に名前呼んじゃって! あれ、でもそもそも名前聞いたっけ?」アセアセ 魔女「……ふふっ」 京太郎「?」 こうして俺は――次元の魔女との契約によって、囚われの身とやらになったらしい 正直、本当に会えなくなるなんて思っていたわけじゃないけど やはりあの魔女の力は本当だったみたいで、みんなにいくら会いに行こうとしても―― 会えることは無かった 【数日後 アクセル1】 竜華「……京太郎君、家にも帰らないでどこほっつき歩いとるんや」 社長「竜華ちゃん。そろそろ大阪に戻った方が……」 竜華「イヤや!京太郎君を見つけるまではうち……」 社長「この事務所も来週で解体されるんだ。もう、手遅れなんだよ?」 竜華「それでも、それでもうちは!!」 社長「……少し、頭を冷やすといい」スタスタ ガチャッ バタン 竜華「ひぐっ……グスッ……」ポロポロ なんでなん? なんで勝手にいなくなるん? 竜華「会いたいよ……京太郎君」ギュッ コンコン 竜華「っ!?」 ガチャッ 竜華「なんやおじさん? まだ何か――」 京太郎?「お久しぶりです、竜華さん」 竜華「え?」 京太郎?「少し、やつれましたね」ニコッ 竜華「きょ、京太郎君……?」ガタッ 京太郎?「はい! ただいま戻りました!」ニッ 竜華「あっ、あぁ……」フラフラ 955 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/20(金) 04 40 14.91 ID Lf2wbv2Vo [8/10] 竜華「アホ! どこに行っとったん!?」ポカポカ 京太郎?「すいません。でも……」スッ アタッシュケース「一億円」デデドン 竜華「なんや、これ……?」 京太郎?「このお金があれば、事務所を立て直せると思います」 竜華「え? こんなお金どうやって……」 京太郎?「それじゃあ俺、そろそろ行かないと」スッ 竜華「ちょ、ちょい待ちぃ!! ちゃんと説明――!!」 京太郎?「竜華さん、今までありがとうございました。俺……本当に感謝してます」 竜華「なんやの!? なんでこれっきりみたいな言い方すんの!?」 京太郎?「……」 さよなら 竜華「京太郎君っ!!」 京太郎?「……」ダダッ ガチャッ バタンッ 竜華「まっ、待って!!」ガチャッ ドンッ!! 竜華「あたっ!?」 ??「あら、大丈夫?」 竜華「あ、えと……お姉さん、今ここから男が出てきぃひんかった?」 ??「さぁ? 貴方しか出てきてないと思うけど」 竜華「そ、そんな筈あらへん!! 金髪の男前が出てきたはずや!」 ??「???」 竜華「そんな……嘘……」ガクッ ??「……しっかりしなさい」 竜華「……え?」 ??「貴方が今やるべき事は、落ち込んで悲しむことなのかしら?」 竜華「それは……」 ??「折角の想い、無駄にしちゃダメよ?」 竜華「あの、お姉さんは一体……?」 ??「美味しいタコスのお礼、ってとこかしら」 竜華「は?」 ??「等価交換の法則ってね」テクテクテク 竜華「なんやったんやろ……?」 956 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/20(金) 04 49 21.22 ID Lf2wbv2Vo [9/10] こうしてアクセル1は立ち直り、事務所は元通りとなった ただ以前と違うのは……そこに須賀京太郎の姿が無い 鈍くさくて、バカ丸出しで……それでも必死に前へ進もうとしていた男の姿が存在しない それは果たして……元通りだと言えるのか? そんなこと……誰に聞いても同じ答えが帰ってくるだけだろう ~~~数日後~~~ あー、皆さんどうも、須賀京太郎です 願いを叶えるミセで願いを叶えて貰ってから数日が過ぎました アイドルになる夢を諦め、かといって長野に戻ることも出来ない俺は…… 小蒔「京太郎さんー!」タタタッ 京太郎「ん?」 小蒔「えへへ、待っててくれたんですね」モジモジ 京太郎「うん、二時間は待ったかな?」ニッコリ 小蒔「あぅっ……//」 京太郎「嘘ですよ、俺も今来たとこっすから」 小蒔「うぅ~」カァァ 京太郎「じゃあ、行きましょうか」 小蒔「はいっ!」パァァァ , ´ / .' / .' ' | l | l | | / / ' | | | l| | l | , } l | | _/ イ / l| |_,∧_{ . ,-|-}-/、 , | { [二二二二.  ̄ ´ / / { |、{ l∧ {、 | }/イ/イ/},イ . / l | | ̄|| ̄|| ̄|| ̄||.....{〃 r∧ -‐=ミ_从 、Ⅵ ,l七弐ト /} /l| l | |==||==||==||==||=.゙/ /{ 从 {示ト、 \ⅵ上ヒン ./イ } / | |_||_||_||_||.゙/ //从 l∧.ヽVゝ' \ .| /イ/〓_〓_〓_〓_〓_〓_〓_〓_〓_. / イ' {/l∧ ∧. 〈 、 ,イ/j'..゙_〓_〓__〓_ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii゙ ̄ ̄iiii .. (;;;;∧;;;ー∧ -‐ァ 从..  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|....||||||||||||||||||||||||||[[][][][ .. ヽ 、 ‐く__ ´ ィ }/..| .┌──── ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||.|.|.||||||||| \ -‐ / ´ ̄〈_ ── ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|....| ̄ ̄ ̄||.. . .∥|┌┬┬┬┬┐|┌┬ \._ _. イ / /... ___ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||. . . .∥|├┼┼┼┼┤|├┼┼.゙ ̄}/」/ /. < > ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|....| ||. . . .∥|├┼┼┼┼┤|├┼┼....f'^ く / `ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||______...∥|└┴┴┴┴┘|└┴ . /「⌒fヘ /゙/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|....| ||[][][]| ∥|.| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | . _/ _j/|∧ /゙, /}ハ |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||[][][]| ∥|.| ミミソ〆.| | / /ム__ノ'^ ). / /| {T} | ト}  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|....| ||[][][]|_∥|.| ヽ/〆..゙r 「 // /| / , {斗 lノ / ノ ハ ∧ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | || ̄ ̄^∥|.|____.....|/ /// ; / 从_乂 _ _ (ィ斧芋ミ、| / ∧ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|....| || ̄ ̄ ̄//. 厶r 〃 // , {.芹ハ`¨゙ {r' リ }〉 / | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |___||____//____ . j } / 〃. { } 弋ノ `¨´ ノ ! ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|....| // ゙/ / / , |l |//// ' ///// ム イ⌒Y ! ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | // ゙/ |/ / {ハ /{ } .リ ハ{ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|....| // /i. l/ / /. | ∨ 、 v‐‐ッ イ / l} ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | // ゙/ |// / 乂. ∨ \ イ / ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|....| // / / / `ヾ . < ト / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |≡≡≡≡≡≡≡≡≡゙/ / /| > ` ≦ } // {iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii / / | _ 。r≦ r´ .ノ .// ∧| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄..../ / / | ,r≦ >'´ // .// / }!、|_,,.、--‐'''^'''¨´'''^'''´´'''^'''^´`'''´^./ / /} |. ,イ / > 7´ ィ//// / .リ \|__________/ ̄ ̄ ̄.../ / ノ { | / { / / < /// / / / Y";゙゙''";;''"';='"゙゙'; "'; ;'"'' "';'/∵ .∴.../ / | ∨| l{ ! { // / / { /{ { <";゙゙=''";;''"';'"゙゙'; ="'; ;'"'' / ∴...... / / 丿 / 〈 ゝ_ゝ 乂 / / 乂 | / .乂 |";゙゙''";;''"';'="゙゙'; "'; ;'="'' | ̄ ̄ ̄...i /./ 〈 |... / - ‐アイ. / ゞ | |'";;''"';'"゙゙'; ="'; ;'"'' "''";;''"';'"゙゙'; = | / \\ l |.... / ´-っ ././ }! なんの因果か、鹿児島にいます 【番外編 鹿児島ENDの真相 後編】に続く 963 名前: ◆RwzBVKdQPM[sage] 投稿日:2013/09/21(土) 00 38 21.54 ID 438kQtRao [1/10] ,. -──……──- . / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .、 \ガビーン/ / . . . . . . . /. . . . . . . . . . . . . . . . i . . . . \ / . . . . . . . . ./ . . . . . . ./ . /. . . } . . | . .} . . . ヽ ′ . . . . . . ./ . . . . . . //}/∨ハ/レ'ヽ . . i l i i . . . . . . . . i . . . . . . . | V从| | . . . . |. . . . | . . . . . . . | ー ─'´ ^ー-| . | | . . . . |. . . . | . . . . . . . | | . | (折角の出番なのに文字化けしてた……) | . . . . |. . . . | . . . . . . . | 〃⌒ヾ 癶{ . | | . . . . |. . . . | . . . . . . . | {{ }} {{ }} . | | . . . . |. . . . | . . . . . . . | ゞ=='" ヾリ | | . . . . |. . . . | . . . . . . . | | . | | . . . . | . . . .| . . . . . i . | /⌒⌒} | . | | . . . . | . . . .| . . . . . i . | { / / . .| | i . . | . . .i | . . . . . i . |`  ̄⌒,.ィ . | . . . .| |/{ . ..| i | | | . . . . . i . | 厂| . . . .| . | . .i. .| /⌒\{从| 乂 . . . Ⅳ '⌒ l/}/Ⅵ 八| / ヽ | l\ \i/ __ /| |ノ}/ / } | l ヽ _____________,ノ .| l i | . . . ´ ` . . / / ヽ / / / ヽ . アラサーは哀れだねぃ / / /l ハ―- 、/ i こっちは次スレで主役扱いだけど. / i レ' L / レ1/l | _ {/ | | 芹ぅ _ | |i | 〈ム | | | ヒり ー‐ |/ |l | マム | | /| '''' ′ '''' / 八 | マム 〉 从 マ フ / ヽ. マム__/ へ > r' _ _ _ _ _ / / . 「`ヽ/ .\ /7´〃 */ / . | * *\ イ * / iУ* / /\ ハ i | * * * トミj * { _ノ * /{ / * * ヽ' リ | * * * Vハ */* / * Ⅳ / * * | (⌒)_ _(⌒) (⌒ ) -‐…‐- ( ⌒) `¨ヽヽ/ . .` 〃`¨´ . .ヽ. /. /! .ヽ . /. 〃 | . .′. / │ i ト、 i i . / | i | i | | | | i ≧ト廴ト、 仏斗匕、 } | ……出番!! { | | |乍≧ミ `¨ィ≦斤|`′ | ゞ | | 辷ソ 辷ソ | | | | | . ハ// , ハハ/, | | | | ハ __r .イ | | | | i > . ` イ | | | | | | r‐| ≧≦ |‐、 | | | | |i {/ {人 人} .' ,′ | | j| 八! \\.// /. /ニ‐ l -≦八廴≧ \/ ≦彡'|ニニニニ`ヽ . ‐- 、 .' r___ fニ; {ヲ “´└ } (そろそろ出番のようじゃな……) '.--ヽ ,爪 マア彡へ r'/|\/ニアヽ // ̄ |ニニニiニニi fイ {ニニニ`lニニl /ニ| ヽ二二|ニニ} /二j i二二i二ニ〉 /ニ〈 {ニニ二vニニ〉 /ニニ〈ミ=‐ ヽニニニvニニ〉 /ニニ〈ミ≧=‐ \ニニ ニニ〉 ,iニニニ[ニニニニ彡'´Vニ }ニニ} / |ニニニ|ニニ{jニニニニニニVニ}ニニ} /ミ|ニ二|ニニ≧ニニニ二|=jニ}ニニ} / /`ー--|ニニニミ|ニニニ二| ̄ / 〉 L{」ヲ vニニニ|ニニニ二| ヾ」/ vニ二|ニニニ二| vニニ|ニニニニ| Vニ|ニニニニ!965 名前: ◆RwzBVKdQPM[sage] 投稿日:2013/09/21(土) 00 47 48.98 ID 438kQtRao [2/10]※ こっちのスレ埋めておきたいので、ご協力くださると助かります / / ル│ /─ラ |. ハハ | \ / | /レ ∨ リル | / ノ│ | │ / | | / 二二\ ノ ノ  ̄ヾノ | | ワハハー ∠ ハ レ . /゙ ヘ` _,===ミノ│ | | / ソ | | . ○ | / lヘ ノ | | / | ヤ`廴 ン O │ソ ハ ノ ∠ | / 、廴 ソノ /| // 京太郎君のポスターが出来たぞー! \ | ハリ .| ∨ / \ | 丿 弋 ̄ ̄マ フ .| \ \  ̄ ̄\ \.........メ / / \ \ | \ / / ハ | 丶、 _, イ´ / \ / ̄\ ´ ´| ノ  ̄  ̄  ̄ ..../ 丶、、、 /| リ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄゛゛゛゛゛ \ |" ヾ\ / ゙゙\ \ / 〉 |\/ ヽ \ /\ /∨ \. / ,. . . / . . . ./>ミx彡ヘ _ _ _ _V. ハ ' / . ./ _ _ _ _ _ / ∨ V. ノ . |77. / ____/ ∨ ̄ ̄ \ } (清澄の使いっぱしりだとばかり思っていたが……) |i_i i_i /´ . / \ . \\ |i i / . /____ ,.. ー-==、 \ ` ー‐ ノ 、_|iノ/ . 7 厂 ̄´ヽ ,二ニ \ ー=彡ノ __フ . . /ァ==ミ、 イ{ i`ヽハト==≠-‐'′ `ー==≦彡'〃 _) i^ r'. ノ /ノ リ 爪 ー≠爪 { ヽゝ--‐'  ̄` 「イ ノ i |ヽ こうしてみると、中々いいものだな | i . `トゝ . . , . . し'ノ i. | | i ヽ.__ 爪 . i | | i i ヽ ー ' イ | i i | | i i 个 .. .イ |. | i i | | i i i i_ }´{ > . .イ ト、! _ |. | i 从 八 i i //} `丶、 ` ´ ノ Vハノノ. // ヽ X'/∧ ` ーv‐く ∨ハー=ニ二.. _____ _ ....-==ニ\ Xヽ'∧ /ー一へ. /∧////////////ハ/ハ'////////,ヽハ//∧ ∧ i i i i i i i∧ ///∧'////////////ハ///∨////////////'∧ / ∨ i i i i/ ∨\'//〉/////////////} __,.. ' ´ ̄ ̄ ̄`ヽ、 /レ、 ,.. ' ´ ン'∠二ト、 /,.. / , , 、. \ V/ ̄`ヽヘA! // ./, / / ハ ! ヽ ゙、 \ 智美ちゃんがジャニヲタをやめるなんて……/ / i | ! // i ! | ! | i ヾ、| /i. ハ iハ |∧! !| /ノi ,ィ|! ト、 ゙、i!゙、| !ハ人|-V十! ノナー-レ、,ィ! ノ、 ゙、 !| ノ !、c―‐ ;==、 ―‐o ノィ'′ i ハ リ / ,イ  ̄ ̄ `ー―'" ! i ! |.| /. /(i´ | 、 u /! iリ_リ / r-、丶` ...、ヽ___,.イ / // ./ヽ | | ヽ .) / | \_/ |( ( / / / i | i ノ/ / | A / \ Y / / | ______/ \ ,. ´ ` .__ ヽ / \`ヽ .‘,. /´ \} . .‘, (今度会ったらサインもらってみようかな……) / /i . ! . ト、 ヽ ‘,. / . / { . ト、{ \___ ヽ ‘, , } ./⌒ `\丶<.\ | . .| . .∧ / イ ___ ___、 | | . /. . ./ ! / // / } |\|__ . .,′ / i ./ ノ ! {l!{ { l! / .| ト、.', / { l | ./,, ゝ-'′ .ゝ-‐' ノ .} } / . .| l !人 ¨´'''' .i/ イ . . . .| V > ` ‐ ' ,_¨´./ ! .∧ | ` ー─‐‐ェ─ ノヽ ¨¨´ .| / ヽ ! _ ⌒Y´¨7\ノ ` ┐ j/ V /`ー=ニニ二二¨} ヽ rヘ! rく Yヽ }(そうっすねー)↑ この辺にモモ968 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/21(土) 00 57 20.76 ID 438kQtRao [3/10] 〃. ヽ <キャプテーン ! ,(i!i!)`゙i | |!_(l´.ゥ`ノ!| ム゙予''!、 て/iYiYハう '.十i十' ヒヒ! i'|/ ┴‐---、 -==ァ ` 、 / \`ゝ _,...-‐' | ハ N、 丶、 丶 \  ̄`7 | /レ V \ \\ ヽ 、 | いいもの持ってきましたよー | / | |' ̄  ̄`゙ヽ || | ヾ、 レi i ,==、 -≡ミ、 V|人/ ト- ゝ ソ 「|´{, | H {, || |,r┐ !| `ト _.ノ 丶 __.ノ } /レ i ___ ,、__.ノ/ \ 丶-' /|/|人| ` ,..-‐ | r 、 r‐r―' ̄/! !` 、 ____ 丶 \_ ,イ| ヽ ト --/ >‐-、 ≧ニニr‐ 、_,...-、 \ / i∧ ゙、 |ー--/ ,, " _,イ-‐^i `ー--`ー-、__ \ / | ヽ ゙、| /,, " __/ / ', \ \ / | | \ |/ニ--≠= ヾ / ! \ \ /\ Y o | \ | i ,. - ‐──-- 、 / / .\ / / ;ィ /^', ト、 . ヽ / / / ! { リ ! ヽ .', ,' / / 彡` ソ ', } ! | r"、 __ ' ミ . | . ,' これ、合宿に参加しなかった子に頼んで貰ってきたんです | /二ヽ `゙ヒ ソヾ ´__, | / ', {.' ` ⊂⊃ ヒ ソ`ー,゙ 確か好きでしたよね? 〉ヽ_ , ⊂/ { 〉、゙ . 、_ _. ! r-‐| f゙ / \ ,.ノ | ヽ ヽ_ ` _. ,‐ ´ _,.>', \ }、_ /、< \二__. ! }\_ ヘ ` ー 、ィ`ヽ\ { \ ¨ }\`_'"} \ / l ' , ' , ハ ,.' ' / / / ,.l ,、 'v 'v 'v ハ ハ,' ./ / .,' / | .|ハ l l 'v ', ハ. ; | ,' ハ l | | .l ハ l l l }l | | | l | l l l | | .| |l l | l |l | | これ――須賀君のサイン! | | , | | 」斗 -代「 リ }| | リ`7‐-リ_ | | | | l | |人ハ { リノ リノj/j从//j ,イ | ┼O | | . | | `^ ′ rテ守癶 ,小 | 小 | | , |l, |,cうz==ミ {トッリ ,ノハ | ありがとう……!!|. ┌┐ l | リ 小 'v¨´. . . .. `¨''と^) l | |. └┘ l 小| | |ハ Y ' ' ' ' ' ' ' ' ' ' ハl | | l | | .| | | } lト、 cっ , イ | | | | | | | | |l リ リ > 、 ,.<「 l. | | | l从小、{「「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | 乂゙\ハ|.| r―┴-、|. ,rr< \j |.| ` ̄ア^ヽ\ / / .{ . / | ハ ト; \ \. / / / \ ;ハ;! ル' リ j;ヘ .\ >ァー=≦_;_;_;_;_/ /\ \/ u.ノ u.ヽ \ .V/ ヽ ,ゞ/ / \/‐≦、ぇ、 ≧-\ .∧ (欲しい……!!) ー/ ./ ,彳,i作ミx ゛ 作ミxヾ; ∧ , ./ ! .俄_,}iハ 我,刈 { ∧ l .メ、 とつミ彡℃ ///// ミモっ.ト; . | ハ ////////////////// ,l|\ l | メぃ rvー-―, / .! ヽ .| | |ー - 、 ~ ̄  ̄ / .| };! }/| ト; .! 个 .ーェ __ , ィ ハ ,从| Ⅵ ヽ!rー― -' {| |≧ v'⌒ヽ、 〃弋ヽ \ 〉 | ト、 \イケダァァァァァ!!/ / \\ \- ‐ / j j. ヽ . / ヽ\\ \_./ /∧ \ ↑このへんにコーチ / .|! \\. ヽ/ // ヘ \974 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/21(土) 01 08 55.22 ID 438kQtRao [4/10] / // ____ _.... ――― --、_{r、/.. ´ \ ,. ´ /´ `¨ヽ、 -=< ̄ ̄`\ ,. ´ ´ 、 ` .、 // ̄ ̄\ ,. ―― 、 ,\ \ , ' / --、/⌒Y´_ | ヽ、\ ヽ 透華もハギヨシさんもいないと暇だねー // { __,..-r - 、_ } ヽ , ∧ 、 \ . / ' /乂_,...イ´ / \ ̄ \ ,イ ∨ , | ヽ ヽ } { | / / _// | / / | \_∧} ∨ } 、、 | Ⅵ 衣も風邪で寝たきりだしさ Ⅳ { / {\ { | { l | ' ! | | | | | ' | } | リ / 从{汽≧从 | 从-}/-| /-| | | | / | / , } _,刈 \ ィ==ミ // | | / , { Vソ _ノ刈ヽ イ |^Y} / | 叭 , Vzソ ノ | |ノ/ イ | | 、 __ __∧,ィ| | /´ 、 | \ ‘ ー` 〉 ,、〈, , \ 从 ` ー r-==≦ | / / \ ,ィ⌒| / イ⌒\ /´ ./ / /´ ./ ./`ヽ . } / i i i / / | | i l l l | | | l | | l 須賀京太郎君……だっけ? l | | | | | | | l l | l | | |ヽ -|- -‐ | ! | l どうしてあんなに入れ込むのかな? | | l _ ! -‐ | ヽl ヽl ! !i | l || l |´ヽ ‐ヽ‐ ナャ ヽ`| | l. |.| | _ィ ュ、_ -‐〈 ヒ / | | l | | | i´ i i. l ー 一 "| | l | | | l 、 `´ ′ 〃 .| .| l | | | l、 ` /| | l | | | |\ 、っ /| | | l. | | | ` ′.| | | l. | | | `.、ー ´ _| -| | l. | | | i /_ ̄ /| |‐ - _. | | | -/ i 人 / .| | ヽ l | レ ´ //| /. ヽ ./ | | l / , _, -‐- 、`y´ \/´/ -ァ / / , -‐´ , V /| | | ゙、´<´_ / ./ ., -´ /``゛"´| | | | | i ゙i´ ̄ / / // / | ./ | /| | | , | / / / // ノ| / |イ/|.,イ ィ∧| もしかして透華の奴、須賀にお熱なんじゃねーの? /_, -‐ ´ , ‐´/----、 ソ,,==―∀Nr 、| _, -‐ ´ ,. / __ ̄ ,,-―--、 l/ |ー'-----―' 爪 |/゙、 て o |゛ 2;;;;;;ノ "/ .ノ | |∧. ゙、 """ | / ` \_| 、 |-i´ ニマニマ |イ.゙、 ´ /i、| |ハ|〉 、 -----――' ,イ/ ` /" ゙、 l 、 r f Y\ ., イ/' `i / ._ ゙、! \.r!、\\ \|' ゙、 _// 〉 ト! | ゙、 ゙、 ゙、 ゙、 ,ベ、__ _, ---―― ´ ./// ゙、 | | ゙、 ゙、 ゙、 .V\ ゙、  ̄ ̄`ー-、 ,、rく´ ! ! i′ / i \ / 丶, -‐_ ニニ _‐ 、 ノへ /`'` ,/イ´ . . . . . . . . . . . . `丶く, ノ、 ,L, / . . . . . ./ ./ . . ,、,、 . . . . . . . . .\ `ハ i 〈/ . . / . / . .! . l . ./` ´l . .l . | . . . . . . V . .i (京×ハギ……ニョヒュヒュヒュ!) | . ! . . .l . .l . ._ L.l_ .| ! . ! . l| . l. .l . . . ! . .| l . l. . . | . ,ィく 丁「`!. l 'テテト、! .| . . . | . .| __,l . ト、 .l\! ヽNヽ! l/!/ l /| メ . . /! . .! ニヤニヤ /_ V'l .ヽ! ,ィ==ミ r==ミ ,イ . ,イ`! /=、 \うぅぅぅ……ハギヨシィ……とーかぁ……/ /// . ヽ! . . l xxx xxx.// .| . !'`ヽヽ ,!/ / . . . / . | . . .!、 ' _ 7 . . .,! ヽ . .ヽN ↑この辺に風邪の衣 r=、―-'- 、 /! . .l !、 l 丶、 ー-,rく´ヽレ! . . /_L ゙-‐┴ァ、 ! 丶、 丶、リri . l‐┴`、 -/\\ヽ ヽ . ./ / i| ri _ ヽ!.ヽ!.. .. .. .. ヾヽ〉 /! /_ -‐ 7_V || / \|\ `` ヽ.. .. .. .. こ {. { //イ}- /ヽ !一同「「「「うわぁ……」」」」ドンビキ歩「ファッ!?」ビクッ 978 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/21(土) 01 20 57.02 ID 438kQtRao [5/10] . ´ ` . / \ .´ / / ∧ ヽ ヽ / / / / ヽ ヽ ', ハ / ,' / /,′ } i ! i ';\ あー!! 須賀君のポスターじゃん!! ' ! ! _ハ { ハ! }ハ _ レ }} ! ヽ { i { /Tニヽ {! jイ ノハハハノ ! } ヽ ヽ 誰が貼ったの!? i ハ ハ i/ん ハ` ゙ん ハヽi i ハ}i ヽヽ iハ ハゝ 辷ソ 辷ソ "ハ レ ノ ヽ ヽ /人 ! ' /.ィ } ハ .} { { ', "" r――┐ "" ′V} } } } { { ゝ, ヽ ノ イ ∧ / / ,ヾく  ̄ i ェ- --ェ彡!  ̄ ハ} //. / i ヽ\ YY / 丿 ´ ハ} // / へ┐ \ l l / j V ノ ノ /ヽ‐二 、 ` l l ´ V Vノ ノ ィ ヽ `<´,.) l l ! ハ _/ / \ . ´_],,] / ヽ. / // / | | / . . / / / | | \| | \/ . / │ . / / | | | |_ / メ / /. /| | | た、たまたま雑誌に付いてたから……その、 .' / | | | /⌒| {⌒刃ト/ / / 七 | | 代わり映えしない部室を変えようとしただけよ. ' | | | |{{ `| | ヒン 厶イ刄|/│/ ′ | | / ;゙| i ゝ | | 、、 ヒン'イ. |乂/ | | | . /│ i 介i| |. __ ' /7i| |ハ ∨ | {/ / / ∧. 〈\i| |\_‘ー´ ィ77(|. ハ } │ | .∨ ∠二二 ∨j| | ∧ ̄Ⅵニニ7 /丿| │ | ∨レ―\∧ Ⅵ 人,_ ∨ 〈 {厶_ } │ /............................................................................ヽ .. / / / i , / / | / / | | ' ボーッ | | | 厶斗 -ハ | | ! | _ | | | | / | / .} /i / | |_ ノ | |/| | |_彡 〃__/ / ィ /}| | | |/| | | ィ芹刈`;/ f竏;' 〃 (こうして見るとなかなか……) | | f^Y | 《 乂 _ソ ソ. ' | | ^| 从 | 乂 ' | | 圦 ハ | ``` ′ i | |`ーo{ ; | _ \(カキィーン)/ i | | | |. ' | ´’ィ | |l | | '; |` . イ | ↑この変に氷漬けの宥姉 | 八 _圦 '; . 厂 { l | |. ′ '; 〈./ \ 弋「./ j 〃 --……-- r―‐⌒ヾ \ |∨ \ \ |/゚ 。 \. . . . . . . . . . . . . . . / \ . . . . \ . . . . . . . . . . . . . . 。 // / \ . . . . . . . . . ` .o。 . . . . . . . . . . . i ゚. /イ / . . .イ . . ー┬--- . . . __ .` . .o。 . . . . .|. ..。 i{ | ′ . .'{_|_ . . . | リV . . . . . . } .>匕、 \j--i いいんじゃない? || |/ . . ∧}リ≫┘o。v――'’xr示=ミト、 . .\}、 こういうの好きだよ リ { . . . .|! ‘, ィ芹≧ュ ’|イi//| 》、 。 . . .ぃ、 | . . . . .「`ヽ《乂_゚ツ ゞ= '゚ リ/リ゚。 . .ト、i | . . . .小 , , ' , , / . . .∧ .} リ l. . . . . | }ゝ-! jハ . . . j/} .| 。. . . { { j 八 -==ァ イ }/ j ノ ゚ 。.リ \{≧ュ。. ィ jソ ″ / ゞ イニ} ` ´ {ニヽ ィニ// ゝ|ニ\ オーハナシワカルー! ヤッタネー! ベツニドウデモイイケド ダレカタスケテ…… | さ っ 蚊 な | び ぽ 帳 ん ....  ̄ ̄ . | し く の か / \ | : て 外 ./ / i ', ! | ハ ! (⌒) , | L__∧__/ L__」| ◯ ヽ、 | イ | | | o 0 ‐----- | ヽ! ' | Ⅵ从 ト - ィ トⅣ ヽ{.i.` -r_´ー- 」 -‐ ',.冫vヘ/〉‐ _981 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/21(土) 01 29 31.31 ID 438kQtRao [6/10] _,. . . . . . ̄ ̄ . . . . ... /⌒. . . . . . . . . . . . . . . . . .` ⌒ヽ /. . . . . . ._|. . . . . . . . . . . . . . . . . ',. . . . 京太郎ポスター、部室に貼ってもうたわー!! . . . . . . . ./ |. . . . . . . ト、. . . . . . . . ハ. . . ! いやー抑えきれんかったわー、もはや無意識やったわー!. |i. . .| . /_,人. . . . ト、|__\. |. . . . ..|. . .| 八. . ∨ _,, \_| ,_ | . / . i|. . .| ∨| |'´⌒ ⌒` レ'. . . リ. . .| ─ _ (⌒Y⌒) 〈 从 " ′__ " ,| . /l/ . . .  ̄ノ ̄ / \ \_/ ヽ| | ‘ ′ ,.イ |/ . . . | | ≧ァ- < ト、| | . . . | _ --イ ‐ ´ />- 、. i| \これ一枚もらってもええかな~?/ ./ レ ∨ `ー′ i . / / /介\ / |/ ↑この辺に代行. / 〉 ∨ |∨ | 〈 / / | | ∧ ./ --- 、 '., ,' ./ ./ \\ \ .', .l / / ヽ.\ ヽ ! .! , ./‐‐-.、 ...-‐!l‐\ ', l やっぱ京太郎君はええな♪ l .! ./ ` ´ リ ', .', .l ノ,! !/,.-==ミ.、 ,ィ ===ミ、! l l 心が洗われるようやわ ,'/l ., ' f/{ }ヽー ''./イ{ }ヽ Y l .,'/ .l 八 {ヾ乂 ゚ ノ,ノ/⌒ヽヽ 乂 ゚ ノ .ノ / l (' .l ト.-=一 ''´ 、 `ー == イ,' l l ト-, ''' '''' / ,' .! l l ハ -‐ - ,/ .,' ! l l i>... ,.ィ/ /! .l l l .j | ! ≧z... ....ィ≦_|/ , / ! .l / j j .,' j l/`{_f´ ̄ ̄ /., ' / l .l {( ./ ノ /_,'/ .,.ィ !_,.ィ! /./ ./丶l、 .! ト、\ ヽ`ー' / .// ./ 〉_ ハ /./ l / `ー- .、 ! !、 `ー=イ ,イ_,,..イ / } .\{/!l .V V ノ __ __ . . .-‐ .ヽ ヽ _ -、 __' _ _=-‐''' '゙゙゙ ヘ . 、 / . . ;" .,, '; .l おー! 確かに……  ̄'_ ;' ___゙' ,,=- l .l O( ) ,'´ir' ミ ,,=ュ、.! | / ィl´`ゝ弋;ノ lr' リi; / く/ / . . 、_. ''' ' ¨ / !') ` ‐-'L ヽ o ./ . `! ___ -! __ <ノノ_」 / | ヽ, /ヽ,_ l |/\l /ヘ ヽ ノ \ } \レ./ /! / | .X Y _ , - ,r ´ て ̄ヽ=- /  ̄ ヽ r ⌒ `Y_丿___ニ、 / }( ー' , ー' ̄ `゙`ミ、ヽ l l/ T ,ィ=- 、.i_ ファンになりそうなのよー! f ゝ .八(ヽ! ヽ i.! ヽ. ゝ > __ . イ| .| ヽz=-ミ __ !! ! ( ー zイ .ミ.l ! ヲ んィ i!` ,r'心}.! ! ー' Y⌒ヽ ! .! ゝ弋_ リ l!ィ爿.!__ノ ヽ | .! '''' , ゙'' l.!.| ー-、.| .! , -- ''' !.| | )! ! . 、 丿 .ノ .! | _|.ヽ! 、 _ イ l/ / \ /、 ̄ , - ´ \ .\ ;ハ 、 < .- ‐.h ‐ ....、 、 キョウタロウラブ! キョウタロウラブ!! キョウタロウラブ!! オオサカハキョウタロウノマチ!! ヒメマツハキョウタロウノボコウ!! イェーイ!! / /{/ -‐‐--..,,__ __, }八 } ― i | レ′ ¨¨ ∪ Ⅵ ! ― メゲるわ… i | . i' _,.. -=ミ、ヽ 'ー--、! 八 ― i | | ァ' γ⌒.、 .' \ //|||||||| | i 《. f } x-=ミ、 / > . . .| i i{ ヾ { ! f ヽ }i / > . . .| i 八 乂 ノ | } i; /´¨ . . . | i \ u | / / ※麻雀部の未来を心配せずにはいられない末原さんなのでした . . . | i .ヽ 、 乂 , / .| i / } } ∪ } /984 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/21(土) 01 40 53.02 ID 438kQtRao [7/10] _人_/ \ Y/ ∧ \ . キリッ / / / ヽ \ | . / | | | /| \__ヽ| | i| | |`ト|/| /|斗テ气宀〉 | | あ、あれは京太郎ポスター!? | i| |斗テ气{/ 辷_ソ / | | | V从 辷ソ | | | iハ i i i | i | | i | i i i /\ | ii | | i从 \/ .ィ| ii | | ii 个 ,イ< | ii i ,゙ ∨八 |\ \>‐r‐ ´ / |/入 /|/ \ \ '´ |¨¨¨7 |/\ / \. / / .| \ 今じゃ怜もすっかり京太郎ファンか……/ ./ / /| ト、 ヽ ./ / / | | | V .ト、 . なんか、気色悪いんやけど / / | . 十―八 . | V─一 .| \ . / | /| /=ミ、 \ | r=≠ミ、 .| \ .. / |/ 〈{ rし心 "rし心}〉 .八 |\|/ 7 / 弋ぅツ 弋ぅツ | /^ .| ̄ ̄ //| | , ,,, | / , .|\ | | 从_} / | \| | ./ 八 r- , u/| /\| \ イ /j/ _> _ < | f´ | r=≦ニ三| | >―i |ニニ三三|__ ,=≦ニニ/ニ/__ _|三三三三三≧=- ,.  ̄ ̄ ̄ ̄ / \ / / ‘, \ ヽ /./ / .| ゚。 い 。{/ /l |i | i | }i , そりゃ須賀京太郎は大阪で絶大な人気を誇るアイドルやからなー ゚ |ー| |ト . ,;__|| | | |l| l||---'.i まさかこの大阪で京太郎ファンじゃない女子学生なんておらん筈やし | r i|-/ 」|_--_、|W!__jリ斗-___jリ | i│ |/リi| | -` ´- } .| |│ l { | j ノリ , 。 ハ_,イ  ̄ ̄`ヽ_,イ  ̄ ̄`ヽ_ハ .′ ゚。{ .乂____,ノ ̄乂____,ノ,′} / そんなんおったら道頓堀に捨てられてまうわなー ゚.ハ . . . . . ′ . . . . . / / ∨ーl lィ / _ V个 .. (_) イ / /{ ∧ハ } > < {. i | {..乂ゝ-' } }| ` ー ´ |{ { ゝ.,ハ∧ | | ダヨナー! ソヤソヤ! キョウタロウハオオサカノヨメ!! ハンシンオオサカキョウタロウモオオサカ!! / . . . . . . . . . . . . . . . . \ . .\\ . . . . . . . /.\ /¨ ̄ ¨¨ト、. . . . . . . V--、. . . | . /. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . i\ . .\`ー-- . . . `.ィ7 .r=ミ ′\}V\ . .V \ . | /. . . . . . . . . . . . . . . . -‐‐-|- \ . .\. . ̄i{ { 、 } \| } | (えっ……? そんなにヤバイの?). /. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ..| .\ . .\ . . 乂 ノ / , ./ / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 八 \ __\... __ =彡 /./. / . . ,.イ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .\. / / ←全然京太郎の良さが分からない人// / . . . . . . . . . . . . . . . . . . ',\\ ,. イ .,′ / /{ . . . . . . . . . . . Λ . . . . . .\ / 厂 . . . . .i. / / .| . . . . . . . . . ./ \{\ ___\ ′ . . . . . { / / | . . . . . .八/ '. . 人 . . . . . . 八. / / i| . . . . / '. . V . . . .{ . \ ( 八 . ./ . r 二- V . . . \ \ \ V\r . / >ー- ィ Λ \(うちも仲間に入れて欲しいんやけどなぁ……)/ ↑みんなの輪に入りたいけど、なかなか踏み出せない雅枝さん988 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/21(土) 01 49 55.17 ID 438kQtRao [8/10] .....-...==...... ... ´ ` ...、 ./ /! ヽ / / / , ! , ∨ えへへ、充電充電ー! .' ト l! l | / l 斗ヤl ., . | 从 ミ ! !/´ |/ |/l } ! .l /んム` /んムY/ノ l . l | l 辷 ソ 辷ソ l ;' ! ホワーン l | | ,, ,, l , , \あんまり近くで見てると目が悪くなるよ/ .i ! ゝ ┌ ┐ l ,' / . | | _> __ ィ / '_ ;;/ ↑ この辺にトシさん |/ ,-| _,,! //´ >イ 〉 ´ .〉、_ x>´///! /Y ', /////ヽ、 /´ |/////!/小 V //////ヽ ./ |//// /! /////// | ___/ / / \ \ ⌒フ / , / l 〈 \\ \ / / / / /| \ ∨ \ \ / / / /-~/-| { \~ー 、' \ ) なんでイケメンのポスター見つめてるの? 〈 / | |八Ν__八{ | _\ ∨ l|′ / l| l ァ┼ ┬ \N┬‐┬ | | リ 〃 / l|\_从 乂゚_ノ 乂゚ノノ}∧l/} 八/ / ,八 入 、 ,,, ,′ ト、ノ. { / }\__ ′ |. 从 八{ 込、 ∠ . イ^| }八 ∨ \从_}> . __ イ 八jノ ) / \__ Κj/ _/ //〉_∧ ‘, / .∨ ,/// ∨ } .. . . ´ ∨//\__//∨ `ト、 /∨ ∨\ i i i/ { . . | \ -‐- , ''´ `ヽ / ‘ , / ,' `ヽ / ! _ i -ri- 、 i i /イ i i トx ´ | ハ」_ ハ i ! キョウタロークン! カッコイイ!!. ( l.i .i | i i __` ー ´⌒`'/ i八 i 八 ゝ八i/⌒` 、 / ,/i i\ ミテルダケデゲンキイッパイ!! \i ト ゞ、 ー ' { リ }!i \ / | i i ≧ r- イi /」iイi 从 { /リ ハ ir'i"´ \ iハ 〉-く/! }. i' i / i ! /》 《 / ,ハ ____/___i_,/___V____.‘,__ |i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|____| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i| || _,。*+。 || || ,+゚゙'・。 ,*" " , || || % ゙%" %. || / 二ア * * f千 ヽ. / ー‐ ) {! ; ゙ {二 } { -- う '。 ,*゚ `ーr/ ` ー|| ̄ ゙*. %' ||' || ゚+。 ,+゚ || || `¨" || |l_______________,|| . / / ! ヽ ヽ ヽ. / / / ハ ヽ ヽ ヽ ', i i ! ヽ ヽ ヽ '; i ハ 从ハ ハ ヽー―' ー-'‐┤ ! ', いいねーこれ l ┬' _ノ \ } } ハ j ハ彡 ⌒ヽ  ̄ j j } 荒んでた心が合われる感じー / j { ,zzx } ==z,、 ; ' j /ノ / 人"_ノ ,,,,,,, / / j. レ / ハ'''''' ` / / ! ∨ ∧ ゝ r フ .ィ イ i レ /i { ヽ > _ ´{ハ ハレ´ ̄ V ゝ { ハ 〉' \_ { ..イ ヽ ィ }} . . . . . 7ヽ ィ . . . . //∧_,へ\ } } . . . . . ! / ハ . . ./ィヘヘ } //ヽ,j . . . . .{一同「「「「「あれ? そういえばトヨネは?」」」」キョトン993 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/21(土) 01 56 10.28 ID 438kQtRao [9/10] イ `ヽ . ハ / / / } / { / /- // /! | ,′! /{ { / { / / ス } あっ……このポスターの方…… {. | |, ===ミ. ∨ // / / | |. | {! f r}` -=x 乂/ { 从 | ゞ-' r' r∨ | ∨{ , ゞ_ ン  ̄Y ゝ _ .イ /} リ / / \ ‘' イ _ >' γ./ / }` ---ァ<{ .Y {、. / / / / {! / / ヽ ! !! / {从 { {. l/ / .ノ |l、 ドクンッ. _{ , '∨. |./ / . / リ Y ィ / / / / / , ´ -=_彡 ! . / / { ノ i ,′ / ! } / } ノ _,............_ ,.. ' ´ . . . . . . . . . .`ヽ / . . . / . . . . . . .i . . .、. . . .\ / . . . / / ハ | | i 、. . . . .ヽ ,.-// /_/! / .i | |、 i i .゙、 /... i. | / i ./ | i | ! i、 ┼i |、 (( ̄`ヽ /. ; ケj | |、i--!{ ヽ i_jハハ!. ! .i | .ゝ、 .ヽヽ あれ? 姫様知ってるんですかー? { /i;ハ | { h i゙ '"i ヾ、! ! i | ハ iヽ i、! ヽ| i!弋 ;ノ r' ノ!'´^!i i| ヽ } | ト! ' `ー' | ! } | { !丶 、 _ ,r‐‐iノ jノ 、! \_ ,.ィ'_ リ _,.ィ' 〕 ー ' |ハ ノ / i i / 、_ /! i ト、 ,. ‐/ / \ / | ! i ! / / ヽ / ハ | i ! ./ / , ,,ィ‐ i ハ ヽ / / l l l ', ∨ l , ヽ ! / ,' l! l ', ∨ ! ' ! l / / l ! l! l l !l } わりと……顔は好き '; 丶、! !/ / / ,' l ,' l l ! }l ; ', Y 从 _ / // // / 〃l /,' ,' /.}/ ∧ γ! | .斗均弍ミ、-' ' /_ _ / ./ /// / / 〃 ヽ { ! |,《 ) 汽 戔芝ミt-'-- ' ' / ヽ, l ! ..{ リ ) 灼 ! くヽ l |. ゝ ==' { // l \ , ! ¨ ,' l \ /. , ! ' / l / < .', |ヽ __ ィ ! / /, ! >..., ィ ´| ,' / ´ / ', l /` ー ´ .! / /| __ {. | / _⌒ヽ -─……─‐- `∧ / .\ . / `ヽ . . .ヽ ' ., . . ハ ′ / ∨ .l 確かに、惹かれる顔立ち……ですね | i l / l! ト、 ト、 | . ., | | |' | |'´\ |‐- } |i. . ., | |\|'⌒ | l | \| ∨ 八 . . ., ' | l __ 乂 | ,イ示冬、〉 / ミ . . . ., |l | l_ ,竹冬、\| .乂 ン / } | 〉 . . . ... 八 | l〃乂ン/ ̄`ー─‐‐′| |〉/. . . . . ..` ドキドキ、 \{ |i ハー‐" ' u r| | '. . . . . . . . . .\ | | 人" __ ,イ_}∧. . . . . . . . . . 、 ..\ ' } ‘ ′ ... |八 ∧ |. . . . . . . .ト、. . .. >-< / 〉-}/|. . . . . . . .| \|\姫様が捜していた男がこの人なら……/ ↑この辺に霞さんのおもち994 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/21(土) 01 59 08.97 ID 438kQtRao [10/10] , ' . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ ..ヽ /. . . . . . . . . . . . . . . .;、 . . . . . . ヽ .. .ヽ // . ./.. /. ; / ';. . . . . . . . . . '; ....; /,' . ;'. /. l! ;' .'; l l . . ..i /.i | lL -亠 l  ̄丁T! ‐! l l . . |. i ! 、 l l!、 _」L l l --+HL_ l .;リノ . . ...| ! .l トゝ !´__ _ヽ 川 ,,z=-zy/j;イ .| 私が連れてくるわね…… | .l . lv'筰 卞 ヽ. ´ b jヽ .!l .| だから安心して小蒔ちゃん l l! .辷.ノ ー.― ll .| l l. ,,, ' ''' 'l . .| l l /l .|. l .l. ャー‐ッ / l / .l l ... イ / l. l >.....___ < | l / .. ' l . / l / . /. l .. /{ | / . / l . . / ゝ´ll /,' ./> 、 l . /// ! / / イ./ ヽ. l . / ,' / / ;.' / | .i . . . . . . . / . 、 . . '.. / . ヽ . . ' i 〃. i . l . . ' | i |i i } l ..l i | l l i 」|Ll 」L i /」L 廴 } i | l Λ {T「}/ ヽ{ ‘.ハ / }/ }` | やっと……会える……? | rヘ { .ィ竿弐 |/ ィ竓ミx ' | | l `'. { ら-リ .l ーリ}}.' | |ト、 、  ̄ `¨゚ ' / / \{、 `ヽ /i/i ' /i/i' /}/ >== 、 _ _ . イ/ -= ニ / { ` . . イ`'く `ー=-_ .ィ´ _ イ { ヾ 、`¨ァf´Y⌒T´\ -==- / -= 、 ヽ\ .// | \ ミ、. / ィ´ 、 \// .l \ ヽ ドキドキドキ// .ノ \ ゙/ .l / \ i/ 〈 、 - \{ ./ { / {ヽ | r--}、 ゙y } ./ 丶_厶 '. | Y ノト-、 / l .l `く} Λ| `Z__j`ー ニ7 l l、 Y{ / | 、 .′ / .ハ l{ / } \ l / / ll ' \、 / / ,, 八 ノ _ヾ、 /./ / 、 ィ .{ 〈 / 子`'' < ∠ イ'" ̄≧=---- 彡=ニ≧=- } / /'  ̄`ヽ、、  ̄ / |V / Λ 廴_. イ} l ーイ .} ヽ _ イ イ i.| { T´ー 「 .l、 二うー' ァJ⌒}' 、 `≦、人|. | l. 匕二... ィ ...-―――-... / \ / / ト \ \ / / / l l |l l i‘ ヽ ト、 . l l l l l リ ハ リ-‘ | |l |i| | l l从/i // } /__ l | リ |i| ウフフフフ | l |,斗≠ト 厶イ,斗=ミル |i| l 八 l〈 V炒 V炒 〉|l リ | | 个ト、 ,, 、 ,,, ,小 / !. ‘ i ∧ __ // / ノ (どんな手を使っても、ね……) ‘ i 分、 ` ' ... i/ /i ‘ ∨ i〕i=- -≦ / / | ‘ i l |∧ l ∨ / | /‘ l | ∧_// ∨ / | / /‘卅li ∨/ Ⅳ ト 、 ∠ i | i l|\ / |‘ | \. ∧ `ヽ l _| l リ_ヽ./ / ‘ |\ i‘. ′'. V´ ノ / / ̄\/ ‘ \\i i. \ // / / /⌒ヽ ゞ===ニ≧ミi i \ / / / ∨/ ∨ノ i -==ミヽ /_ / }' ‘. | 〃 / ̄ `丶 i i 〈 {i 〈 ,ィ 、 \ ノ ノ |\八 ∨⌒ト、 〉 ! ! i/ /{ | \\ ヽ }/}_j_j_,ノ⌒>=-- -=≦ | カンッ!!!
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カチッ 京太郎「ここはこっちかな」 和「うん……牌効率がしっかりしてますね。 ちゃんと裏ドラも見てますし」 京太郎「あれ以来裏ドラが何か当てるのが楽しくなっちゃってさ。 ……っと」 リーチッ 京太郎「うげっ……安牌無い……」 和「捨て牌見るにそこまで心配するほどじゃないと思いますけど……」 京太郎「そ、そうなの?」 和「ええ。 多分……123か234での三色。 待ちは1-4mか2-5じゃないかと」 京太郎「ぜ……全然わかんねぇ……。 ……あっ」 ツモッ. サンショクドージュンッ 京太郎「ほ、ホントに下の三色だ……!」 和「えっへん」 京太郎「やっぱ和はすごいなぁ……」 和「ふふっ。 それほどでもっ♪」 京太郎「今日もありがとう、和」 和「どういたしまして。 お疲れ様です」 京太郎「後半、和に頼りっぱなしだった気がする……」 和「須賀くんは基礎と牌効率はわかってきても、捨て牌読みはまだまだなんですね」 京太郎「うぐっ……。 で、でも嶺上開花を4回も決めたぜ!」 和「そ、それはたまたまです! 今日はたまたま運が良かっただけです!」 京太郎「そうなのかなぁ……。 咲の打ち方を真似してだけなのに……」 和「そんなオカルト……ありえませんよ……」 京太郎「じゃあ、俺こっちだから」 和「はい。 気をつけて帰ってくださいねっ」 京太郎「そりゃこっちのセリフだよ」 京太郎「おやすみ、和」 和「ええ。 おやすみなさい、須賀くん」 咲「……これは?」 京太郎「うーん………。 ま、マンズの3-6?」 咲「ぶー。 正解はソウズの1-4でしたー」 京太郎「ま、まるで違う……。 ……次」 咲「……これは?」 京太郎「何だこの捨牌……。 ……ヤオチュウ牌……だと思うけど……」 咲「よく見てよ京ちゃん……ピンズが1つもないんだよ?」 京太郎「あっ……」 咲「ダメダメだね!」 京太郎「ぐぬぬ……」 咲「ふふ……」 咲(悔しがってる京ちゃん……可愛いなぁ……) 咲「つ、次行こ! 次!」ハァハァ 京太郎「息荒いなお前」 京太郎「あー………」 咲「結局一回も当たらなかったね。京ちゃん」 京太郎「んなこと言ったって……捨て牌だけで待ちを正確に当てることなんて出来るわけねえよ……」 咲「京ちゃんの場合、おおよそすら当たらないじゃん?」 京太郎「……うっせ」 咲「えへへっ」 咲「さーて罰ゲーム、罰ゲーム」スッ 京太郎「あれ……。 箱おっきくなってねえか?」 咲「え? そ、そうかな~?」 京太郎「前の箱……それの半分位だった気がするんだけど……」 咲「き、気のせいだよ。 うん、気のせい気のせい!」 京太郎「そうだったっけ……」 咲「ぶ、ぶつくさ言わずにさっさと引く!」グッ 京太郎「痛い痛い! わ、わかったから押し付けんなって!」 咲「ううー!」 京太郎「……実際どうすりゃいいかねぇ……」 咲「んー? 待ち牌読みのことー?」ゴロゴロ 京太郎「ああ……。 数こなすのが一番ってのはわかるんだけどさ……」 咲「今日だって和ちゃんと一緒にお勉強したんでしょ?」 京太郎「和には牌効率について重点的に教わってるからな。 捨て牌読みはそんなに……」 咲「んー……。 じゃあさ、牌譜読んでみればいいんじゃない?」ゴロゴロ 京太郎「牌譜? 牌譜か……。……でもウチにそんなのねえし……」 咲「そこの本棚にいくつかあるよ。 好きにとってっていいよ~」ゴロゴロ 京太郎「おお、助かる」 咲「それじゃ、牌譜貸す代わりに後10分追加ね~」ゴロン 京太郎「えぇ……。 いい加減膝疲れてきたんだけど……」 咲「~♪」ゴロゴロ 京太郎「聞いちゃいねえわ」 ――罰ゲーム:幼馴染に膝枕 京太郎「ここでリーチ入って……」ペラッ 京太郎「……? 何でここで5s打つんだ……?」ペラッ 京太郎「あ、通るのか……。 うーん……」ペラッ 京太郎「あー………」ゴロン 京太郎「……駄目だ……さっぱりわかんねぇ……」 「なんじゃ京太郎。ダレとるのぅ?」 京太郎「あっ」 京太郎「まこ先輩」 まこ「ようっ」 まこ「牌譜読んで勉強か? 感心感心」ナデナデ 京太郎「んっ……。 そうなんすけど……」 まこ「ん?」 まこ「ふむ……なるほど」 まこ「待ち牌読みの為に牌譜を読み始めたはいいもののさっぱり身につかない、と」 京太郎「はい……」 まこ「この牌譜……プロの牌譜じゃな。 京太郎にはまだ難しいじゃろうに」 京太郎「全ッ然考えがわかりません……。プロは何見て打ってるんんだ……」 まこ「あー……」 まこ「京太郎。 ちょっくら待っとれ」 京太郎「?」 まこ「いらっしゃーせー!」 京太郎「……」 まこ「とは言っても今日は客じゃがのうっ」 京太郎「あの……確かにリアルの方が良いとはいいましたけど……」 京太郎「なんでまたメイド雀荘なんすか」 ――― ―― ― まこ『多分お前は文字面で見たところでイメージが湧かんじゃろ』 京太郎『んまぁ……できればリアルの牌のほうがわかりやすいっすね』 まこ『じゃろ? んなら話は早い。 行くぞ京太郎』 京太郎『へ? 行くって……どこへ?』 まこ『決まっちょろう?』 まこ『リアルで打てる所じゃ』 ―雀荘:roof-top 咲「お、おかえりなさいませ……」 和「おかえりなさいませっ、須賀くん」 京太郎「さ、咲に和! どうしてここに……」 まこ「わしが呼んだ。 ……つーか呼ぼうとしたらあっちから来たんじゃ」 京太郎「へぇぇ……。 流石、和。 メイド服もよく似合う」 和「そ、そうですか? ふふっ、ありがとうございますっ」 咲「……。 ……きょ、京ちゃん!」 京太郎「おう?」 咲「お、おかえりなさいませ……ご、ご主人様っ」 京太郎「……」 咲「……」 京太郎「……」 ナデナデ 咲「! ……えへ、えへへ……」 まこ「ほらほら、イチャイチャすんのは後にせいっ。 バイトじゃバイトっ」 和「はい。 じゃあ私はあそこの雀にでも……」 咲「い、イチャイチャなんて……してないもん……」 スタスタ... 京太郎「……それで? 俺も一緒に打ってこいって事すか?」 まこ「んーにゃっ、ちと待っとれ。 あと一人、待ち人がおる」 京太郎「……?」 まこ「この雀荘はノーレートなんじゃがな。 それでも好んでここに来るプロ雀士がおる」 京太郎「……そ、それって」 まこ「そう。 ……人は彼女を」 まこ「『まくりの女王』と呼ぶ」 ガチャッ 藤田「ふいー。 まこー、カツ丼おねがいねー」 まこ「藤田さん、いらっしゃい。 今日はよろしくおねがいしますわ」 藤田「ん……。 例の子がその子?」 まこ「そうです。 一年の須賀京太郎です」 京太郎「あ、どうもっ」 藤田「ふぅん……。 走りだしの新米って感じね……」 京太郎「むっ……」 まこ「京太郎。 今日はお前、打たなくていい」 京太郎「えっ?」 まこ「藤田さんの打ち筋を見せてもらえ。 そんで考えろ」 京太郎「は、はぁ……」 まこ「……いいか? 京太郎。 これはちゃんと覚えとけ」 まこ「藤田さんは、プロじゃ」 京太郎「………」 藤田「ふむん……」チャッ 京太郎「おっ……」 京太郎(東一局、6巡目でチートイ一向聴……) 京太郎(このままリーチ……か?) 藤田「……」 藤田「気に入らないわねっ」チャッ 京太郎「えっ!」 京太郎(りゃ、二向聴に戻すか? 6巡目だからって余裕持ってんのか……?) 藤田「……」チラッ 京太郎「……?」 藤田「……ふふっ」 藤田(わっかんないだろうねぇ……。 トーシロちゃんにはっ……) 藤田「ごめんなさいね。 それ、ロンよ」 京太郎「……な、なんだと……」 京太郎(結局6巡目チートイから……わずか4巡でメンタンピンイーペーコードラドラの跳満手……) 京太郎(あのままチートイで引っ張ってったら……テンパイが出来なかった……) 京太郎(それどころか……!)チラッ モブ「あっちゃぁ……。 和了りは純カラだったかぁ……」 京太郎(当たり牌を阻止しての和了り……!) 京太郎(チートイだったら振ってたかもしれない……) 藤田「ふふっ……」ニヤニヤ 藤田「どうよ? 少しは勉強になりそうかね?」クルッ 京太郎「……っ、」 京太郎(場の流れを読む力と相手の当たり牌を事前に読む能力……) 京太郎「これが……プロかっ……!」 藤田「またねー」 まこ「ありやとーしたー」 バタンッ まこ「……どうじゃった? 少しは勉強になれそうじゃったか?」 京太郎「……」ブツブツ まこ「……ん?」 京太郎「降りる様に攻め、攻めるように降りる。 テンパイ気配は悟られないようにする。 流れは掴んだら離さない……」ブツブツ まこ「……お、おう……」 京太郎「んっ……、ああ、まこ先輩」 まこ「わりゃぁ大丈夫か? 顔が赤うなっとるが……」 京太郎「ああ……。 ちょっと興奮気味でして…・…。 やっぱプロはすごいっすね……」 まこ「……得たものは合ったか?」 京太郎「はい! 間違いなく!」 まこ「……ふっ。 そうかそうか」 ナデナデ まこ「いいか、京太郎。 お前は確かに素人じゃ」 京太郎「……うっ」 まこ「じゃが、素人らしい吸収力がある。 お前の持ち味はそこじゃ」 京太郎「……」 まこ「見たモノをしっかりと刻み、そして活かす力が……お前にはある」 京太郎「……」 まこ「焦るな京太郎。 大丈夫、お前は日々強くなっとる」ナデナデ 京太郎「……」 京太郎「……どうも」 まこ「ふふっ」 まこ「……若さにまかせて突っ走るのもええじゃろが、無茶だけはするなよ?」 まこ「お前を待っとる子がおるんじゃから」スッ 京太郎「?」 咲「京ちゃーん!!」 京太郎「あっ……」 まこ「ふふっ……咲に心配かけたらゲンコツ食らわしたるわ!」 京太郎「そ、それは嫌ですね……ハハッ」 まこ「……そら、行ってこい」 京太郎「……はいっ!」 京太郎「ありがとうございましたっ!!」 ダッ... まこ「ふぅ……」 まこ「………わしにも子供ができたらあんな感じなのかねぇ……」 まこ「………」 まこ「……京太郎が子供……か」 まこ「ふむ……」 まこ「悪くないな」ニヤリ 咲「こ、これはっ?」 京太郎「……1-4-7s。 役は多分……一気通貫……かな?」 咲「す、スゴイスゴイ! 大正解だよ京ちゃん!」 京太郎「おー当たったか」 咲「一日でこんなになるなんて……。 ……雀荘行った甲斐があったね!京ちゃん!」 京太郎「おうっ」 京太郎「つーわけで今日は罰ゲームしなくていいよな?」 咲「えっ……」 京太郎「そ、そんな泣きそうな顔しなくても……」 咲「そ、そうだよね……京ちゃんは上手くなったんだし……」 京太郎(めっちゃ涙ぐんでる!!!) 咲「……罰ゲームの必要は……もう……」 京太郎「……・あー」 京太郎「や、やっぱ罰ゲームが無いとやる気でねえなー」 咲「っ、」ピクッ 京太郎「今日はどんな罰ゲームやる予定だったのかなー。 気になるなー」 咲「き、気になる!!?」 京太郎「うおっ」 咲「そ、そんなに興味があるならやってあげようかなー」 京太郎「お、おうおう! 興味津津!」 咲「えへへ……しょ、しょうがないなぁ~京ちゃんはぁ……。そんなに言うんだもん、仕方がないなぁ~……」ゴソゴソ 京太郎「ははは……う、嬉しいなぁ~……」 京太郎(傍から見たら俺、ドMみたいだ) ナ,ナンデ メイドフク モッテキテンダヨッ !! ニアウカラッ! ゼッタイニアウカラッ!! イ,イヤダ-!! ソレダケハイヤダー!!! 優希「うが~流局かぁ……。 アタシの6-9pどこに居るんだじぇ?」 和「私は持ってないですよ」 咲「あ、9pなら一枚……」 京太郎「ああ、やっぱ6-9pだったか」 優希「じぇ?」 京太郎「ホラよ」パタッ 優希「じぇじぇー!? 6pカンツ持ちに9p頭ー!?」 京太郎「あと多分……槓ドラ裏ドラに9p一枚……かな」 和「お見事っ。 次の槓ドラが9pですね」 咲「京ちゃんすごーい……」 優希「ぐぬぬ……。た、たまたまだじぇ! 偶然だじょ!」 京太郎「ハハハッ。 はいはい、偶然偶然」 優希「その余裕腹立つじぇー!!」 久「……ふぅん?」 久「須賀くん、最近調子いいわねー」 まこ「朝は優希と。 放課後は和。 帰ったら咲とお勉強じゃからのぅ。 そりゃ強うなるわ」 久「ず、随分タイトなスケジュールね……。……なんでアンタ知ってんの」 まこ「京太郎から聞いた」 久「あ、そう……」 咲「カンッ! ……っと、ツモッ! ツモ嶺上開花トイトイ……かなっ?」 京太郎「それ四暗刻じゃねえか! トばされたー!!」 優希「お、親っかぶり……」 和「さ、咲さんも絶好調ですね……」 咲「そ、そうかな? ……えへへ」 久「……咲も順調ね」 まこ「ああ……前より強うなっとる気がするわ」 久「……」 久(須賀くんのおかげ……かしら……) 優希「次だじぇ次! 今度は負けん!」 和「私も、負けてられませんね……!」 咲「負けないよぉ……!」 京太郎「おお……めっちゃやる気だ……」 久「ほぉ……」 久(みんなのモチベーションが上がってる……須賀くんを中心に……) 久(須賀くんが上手くなるほど……部のまとまりがより強くなる……) 久「……ふむっ」 久「咲。 交代してくれない?」 咲「部長」 京太郎「あ、なら俺が代わりますよ」 久「いや、須賀くん。 あなたはかわらなくていいわ」 京太郎「そっすか?」 久「ええ……」ニヤ 咲(……? な、なんか……怖い……) 久「リーチよ」チャッ 京太郎「おっと……」 京太郎(今出したのは3s。その直前に8s切りだから……) 京太郎(典型的間四軒……。 4-7s待ちで2sは通るな……) 京太郎「俺もリーチです」チャッ 久「あら、強気ね。 ……でも忘れてない? 須賀くん」 京太郎「?」 久「私の打ち方がどんなものか……ってこと……!」 京太郎「……あっ!」 久「ふふっ。 ロン、よ」パタッ 和「三枚切れの2s待ち!? こっちを切るほうが待ちは多いのに……」 久「裏が2つのってリーチ一発ドラ4。 12000よ、須賀くん」 京太郎「ぐっ……」 久「さぁ……」 久「次、行きましょ?」 京太郎「と、トビ……」 久「ま、こんなもんね」 和「三連続ハコテンとは……」 優希「アハハハ!! ざまあないじぇー!」 京太郎「うるせえこのやろ!」グリグリ 優希「ギャー!!」 久「さってと。それじゃ、生徒会の仕事残しちゃってたから行ってくるわ」 まこ「おーう」 久「咲、咲」 咲「あ、はい」 久「須賀くん、基礎はもう大丈夫だけど応用が全く出来てないわ」 咲「あー……。 やっぱり……」 久「そろそろステップアップしてもいい頃だと思うわ」 咲「……うーん……」 咲「だってさー」 京太郎「んー……。 応用なぁ……よくわかんねえなぁ」 京太郎「牌効率がわかって、相手の待ちが読める様になって、流れがつかめればいいんじゃねえのか?」 咲「確かに基礎がしっかりできるのは良いことだよ」 咲「でも逆に、基礎しか出来てないんじゃそこを狙い撃ちされちゃう」 京太郎「今日の部長みたいに、かぁ……」 咲「京ちゃんはどんな打ち方がしてみたい?」 京太郎「んー……あんま考えたことないな……」 咲「じゃあ個人のフォームを持ってみる、とかどう?」 京太郎「?……どういうことだ?」 咲「例えば私は嶺上開花の流れを読んでそれを応用にしてる。 和ちゃんは基礎を超えたデジタル麻雀だし、優希ちゃんは速攻の達人」 咲「自分にしか無いフォームを作るのっ」 京太郎「はぁ……なるほど……」 京太郎「とは言われてもなぁ……」チャッ 咲「あ、それだよ京ちゃん。 ロン」 京太郎「げっ」 咲「ちょっと考えがブレちゃったかな。ごめんね、京ちゃん」 京太郎「いや、別にいいよ。 確かに俺なりのフォームってのが欲しいと思ってた頃だし」 咲「いい心がけだねっ。 ……あ、ドラが6つ乗った」 京太郎「……はっ?」 咲「面前混一色三槓子ドラ6赤2……。 役満だねっ」 京太郎「……これで今日5回目のトビ……」 咲「えへへ……ごめんねっ。 はいっ、罰ゲームっ!」スッ 京太郎「……またメイドフクを着る……とか無いよな……?」 咲「な、無いよナイナイ! 大丈夫だから、安心して罰を受けてねっ!」 京太郎「変な日本語だ……」ゴソゴソ 咲「トんだから三枚引くんだよー」 京太郎「わかってらい」ゴソゴソ 京太郎「無難なのがいいけど……」スッ 咲「一枚目ー」 『幼馴染についてどう思うか』 京太郎「……なんだこれ」 咲「どう思います?」 京太郎「いや、そんな他人事の様に聞かれても……十中八九お前のことだろ」 京太郎「言うの?」 咲「言うの!」 京太郎「あー……なんていうかそのー……」 咲「うんうんっ」ドキドキ 京太郎「恥ずかしいけれど……」 京太郎「無くちゃならない存在、かな」 咲「 」 咲「うぇえええ!?」 京太郎「麻雀がこんなに楽しいなんて知らなかったし……」 京太郎「言っていいのかわかんねえけど、まぁ……強くなってきてるみたいだし?」 京太郎「元をたどれば全部お前のおかげなんだよなっ」 咲「あ……あう……////」 京太郎「毎日俺の面倒見てくれて、ありがたいったらない」 京太郎「それに、お前と一緒だと麻雀がすごく楽しいんだ」 咲「そ、そんな……////」 京太郎「俺の人生……もう半分はお前のもんだよ……」 咲「京ちゃん……」 京太郎「咲……」 ――― ―― ― 咲「なんてことになったりして! キャー!」 京太郎「な、なにトリップおこしてんだ……?」 咲「むー……」 京太郎「いや……幼馴染は幼馴染だろ」 咲「そーいうのじゃなくてぇ……もっとこう……」 京太郎「なんだよ? 超えるべきライバル、とでも言えばよかったのか?」 咲「な、なんか嫌だ……」 京太郎「だろ?」 咲「うー……」 京太郎「………」 京太郎「咲」 咲「?」 京太郎「確かにお前は俺の幼馴染でそれ以下でも以上でもない。 ……だけどな?」 咲「う、うん」 京太郎「少なくとも、今の俺があるのはお前のおかげだよ」 咲「ふぁ」 咲「……////」 京太郎「これは答えにならないか?」 咲「そ、そんなこと無いよ……」 咲「……すごく嬉しい……」 京太郎「それじゃ、また明日な」 咲「う、うん……またね……」 咲「きょ、今日やったことを明日にも活かせるようにするんだよ?」 京太郎「おーう。 じゃーなー」 咲「……」 咲「今の京ちゃんは私のおかげ……」 咲「……えへへっ……」 咲「……あっ!!」 咲「あと二枚! 引いて無いよ京ちゃん!」 京太郎「っ、」ギクッ 京太郎「じゃ、じゃあな~!!」ダッ 咲「こ、こら~!!」 優希「フォーム? そんなの気にしたことないじぇ」 京太郎「そりゃそうか。優希だもんな」 優希「……今の馬鹿にされた?」 京太郎「いや、褒めたつもり」 優希「そうかそうか!」 優希「アタシはただ流れに乗せて打ってるだけだじぇ」 優希「東発でとにかく決める!速攻ってかっこええべ?」 京太郎「南場は逃げるってかっこ悪いな」 優希「うるじぇー! 南場は流れが来ないだけだじょ……」 京太郎「ふむ……。 でもなんだかんだで優希の打ち方はわかりやすいよな」 優希「だろ? ほら、アタシ凄い!」 京太郎「ああ、ホント単純だよなお前は」 優希「……今の馬鹿にされた?」 京太郎「いや、褒めたつもり」 優希「そうかそうか!!」 和「フォーム……ですか? あまり考えたことはありませんね……」 京太郎「和もか……」カチッ 和「打ち方なんてものは自然と出来てるものだと思います。 私の場合はデジタル麻雀だったんですよ」 京太郎「やっぱそんなもんなのかなぁ……」カチッ 和「……あ、そこは」 京太郎「こっちだろ? 牌効率考えたらこっちのほうが良いよな」カチッ 和「あ……はい……」 京太郎「フォームなぁ……。 んっ」 リーチッ 和(さ、三巡目リーチ……) 京太郎「わっかんねぇなぁ……・。っと」 カンッ 和(ど、ドラ4……) 京太郎「どうすりゃいいんだろ……。 あ、ツモった」 和(SOA……) 和「す、須賀くん……。 今のは狙って?」 京太郎「ん? いや、ツイてたよ」 和「で、ですよねぇ……」 京太郎「ただ、なんとなく……」 京太郎「咲と和と優希のマネして打ってみようと思っただけだよ」 和「………」 和(もしかして……須賀くんのフォームって……) 京太郎「部長ー」 久「あら、須賀くん。 今、生徒会の仕事中だから……」 京太郎「あの、部活ん時俺とまた打ってくれませんか?」 久「? 構わないわよ?」 京太郎「よっしゃ! 楽しみだ!」 久「……」 久(昨日あれだけやったのに、随分と元気ね……) ―部活 久「それじゃあ、始めましょ」 京太郎「よろしくお願いします」 優希「まーす」 まこ「よろしゅう」 久「さて……と……」 久(また沈んてもらいましょうか……!) 久「リーチよっ」チャッ 京太郎「むっ」 和(部長の先制リーチ! ……須賀くんは?) 京太郎「………」 京太郎(最初の赤5p打。 その後も中張牌をまんべんなく切ってる……) 京太郎(普通ならチャンタ型の端っこ待ち……。 ……だけど) 久「ふふっ……」クスッ 京太郎(部長……だもんなっ!) 京太郎(これは……通すだろ……!)チャッ 打1m 久「あら」 京太郎「……通し、ですか?」 久「ええ……通しよ」 優希「危なっかしいとこ切るじぇ……。 ベタオリベタオリっと……」打4p 久「ごめんなさい、それよ。 ロン」 優希「じぇー!? 第一打赤5pなのに間4p待ちー!?」 京太郎(……よっし。 やっぱり最初の一打はフェイク) 京太郎(『部長なら』……きっとそう打つはず……!) 久(これぐらいの待ちは読めてるってことかしら……) 久(ふふっ……面白い子……) ―東3局 親:京太郎 京太郎「んっ……!」チャッ 京太郎(いきますよ……部長!) 京太郎「ダブルリーチ!」ダッ 久「!」 京太郎「きましたっ、ツモッ! 4000オール!」 まこ「は、はえぇ……」 優希「そ、そういうのウチのお株なんですけど!」 京太郎「おう。 だからマネしてみたぜっ」 優希「んだとー!?」 久(本当に……優希のような打ち筋……) 久(……まさか……!) 京太郎「んっ……ツモりましたっ。 2000、4000!」 久「むむっ……」 和(凄い! ムダヅモ無しの満貫和了り……! 卒のない打ち方……!) 咲(まるで……和ちゃんのような……) まこ「い、勢い付いてきおったな……」 久「リーチッ!」チャッ 打:4p 久(1p7pのバッタち……これなら?) 和(上手い! ピンズの処理を早めにしてからの4pで引っ掛け……!) 和(いくら須賀くんでもこれは……) 京太郎「………」 京太郎(……咲なら……どう打つ?)チラッ 咲「あっ……」 咲「……」グッ 京太郎「………」グッ 京太郎(そりゃ……そうだよな……!) 京太郎(咲だったら……!) 京太郎「その4pカンッ!」 久「なっ!」 京太郎「まだいきますよ!」 京太郎「んもいっこカンッ!」 5pカン 優希「おおおっ!?」 京太郎「まだまだっ!」 京太郎「さらに、カンッ!」 6pカン まこ「なんじゃと!?」 和(こ、これで……) 和(これで……部長と同じ待ち……!) 和(1pと7pのシャボ待ち!!) 京太郎(和了れはしないけど振込もしない……) 京太郎「これで……どうです……!」 まこ「の、ノーテンじゃ」 優希「ノーテンだじぇ……」 京太郎「……部長……あなたの待ち、当ててみますよ」 久「、っ……」 京太郎「1pと7pのバッタ待ち……。 そうでしょう?」 京太郎「俺もそうですから」パタッ 久「……」 まこ「え、えーっと……親は優希のオーラス。 京太郎と部長に1500ずつだから……」 和「ど、同点……! 須賀くんと部長が、同点!」 優希「親に近い方優先だから……」 京太郎「あー……ははっ。 一歩及ばなかったなぁ……」 久「私の……勝ち……か……」 京太郎「ありがとうございました、部長。 やっぱ勝てないっすね」 久「………」 まこ「? ……部長?」 久「あ、あー! そういえば生徒会の仕事、まだ残ってたわ!」 咲「へ? それ、昨日終わったはずじゃ」 久「ちょっとだけ残しちゃったの! だから行かなきゃー!」 久「みんなお疲れ様! 気をつけて帰ってねぇー!!」ダッ バタンッ.... 優希「……あっという間に行っちゃったじぇ……」 まこ「……なんじゃありゃ……」 まこ(部長が……顔真っ赤じゃった……) ―女子トイレ 久「はぁ……はぁ……」 京太郎『部長……あなた待ち、当ててみますよ』 京太郎『1pと7pのバッタ待ちでしょう?』 京太郎『俺もそうですから』 久「~!!」ブンブンブン 久(なによなによなによ! 何があなたの待ち当ててみせるよ!) 久(私と同じ待ちってなによ! そんなんでドヤ顔してんじゃないわよ!) 久(すっごくすっごくすっごく……!!) 久「ドキドキしちゃう……」 久「うわぁ……うわぁああああわわわわわ……!」 ―― ― 久「ふうぅ……。 なんとか収まったぁ……」 久「………」 久「あの打ち方……まるで咲のようだった……」 久「狙って? ……それにしては出来過ぎてる……」 久「……私が言えることじゃないかっ……」 久(あ、やっぱりまだドキドキしてる……) 久「……麻雀打ってこんなに胸打つの、久々だわ……」 久「………」 久「ふふっ……」 久「……あーあっ」 久「これだから麻雀って面白い!!」 咲「今日はすごかったね京ちゃん!」ナデナデ 京太郎「あ、ああ。 ありがとう」 咲「惜しくも部長に一歩届かなかったけど、それでもよくやったよ!」ナデナデ 京太郎「そ、そうか」 咲「えへへへ……。 京ちゃんの先生としては、お鼻が高いですよぅぉぅぉぅ」ナデナデ 京太郎「久々に怖いよお前」 咲「今日の試合で京ちゃんが一回りも二回りも大きく見えるよ」 京太郎「そりゃどうも。 まぁ確かに、得たものは大きかったな」 咲「でもこれで京ちゃんのフォームができたねー」 京太郎「えっ?」 咲「えっ?」 京太郎「俺……なんかフォーム出来てたか?」 咲「……」 咲「えっ?」 咲(ひょっとして……無意識? あれが?) 咲「きょ、京ちゃん。 打ってる時なにか意識してなかった?」 京太郎「ん? いや、特には」 咲「……」 京太郎「…・…ただ」 咲「?」 京太郎「『もし咲だったらどう打つかな』ってことだけ考えてた」 咲「………」 ナデリ 京太郎「んっ」 咲「もぉ~京ちゃんは~!」ナデリナデリ 京太郎「な、なんだよ」 咲「ほんとにもぉ~。 京ちゃんはぁ~!」ナデリナデリ 京太郎「な、なんか、いつもと撫で方が……」 咲「もぉ~。 しょうがないんだからぁ~」ナデリナデリ ―それから数日後 京太郎「合宿ですか?」 久「そうよ。 長野4校合同合宿」 優希「龍門渕と~風越と~鶴賀と~」 まこ「そんでウチら清澄の4校での合宿じゃ」 和「県の団体決勝4校での合宿……ですか」 京太郎「そりゃ凄いな」 咲「衣ちゃんとまた打てるのかぁ……」 久「まぁそんなわけで、夏休み中に一週間の合宿をします」 久「周りは因縁付けた高校ではあるけれど、合宿中は共に戦う友達」 久「変な争いごとは避けるように」 咲「はい!」 優希「じぇー」 和「はい」 まこ「あいあい」 京太郎「それじゃあ俺はお土産を期待して待ってますよ」 久「えっ? 何言ってるのよ」 久「あなたも来るのよ? 須賀くん」 まこ「えっ」 優希「えっ」 和「えっ」 咲「えっ」 京太郎「 」 京太郎「 えっ? 」 ―――続く?
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361 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/20(木) 00 30 04.63 ID AdqvFRsQo [3/9] 【新たな獲物】須賀京太郎を応援する雀士達 Part240【末原プロ】 121 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID sHadeMooN 何度録画を見直しても納得できん なんだあの有象無象下等生物は……? 122 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID anTenAcuP 末原さんよりも、あの汚らわしい司会者をどうにかすべきですわ 123 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID JyunNIKI0 というか男もイケメンが好きなのかよ……たまげたなぁ 124 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIndaIchi 気持ち悪っ…… 男に好かれて須賀君かわいそうじゃん 125 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SawAmuRaa 須賀君も半分ホモみたいなものだし…… ま、多少はね? 126 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID DojiMAID0 ニュヒヒヒッ♪ この勢いで屋敷のメイド全てを腐らせて…… 127 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ONdIsKdes 126 特定しました 来月の給与査定を楽しみにしておくことですね 128 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID DojiMAID0 え? えっ? 129 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID MIharunn0 腐女子は殲滅すべきだと思う 130 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OHimeSAKi えっ? 131 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID koSI+MIZU 絶対に許しませんよ腐女子ども!! 132 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OHimeSAKi で、でもそんなに言わなくても…… 133 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Waka/LoVe みなさん、腐女子ではなく婦女子ですよ! 感じ変換はむずかしいから木をつけましょう 134 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID iKeDaAcaT ↑ 半年ROMってろし新参 135 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID StarCardo ※ここは須賀京太郎スレです 136 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID JSAsumiYo 須賀君の帰国マダー? 137 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KiLLiKedA はわぁ、須賀君可愛いよぉ すりすりしたい……♪ 須賀君とスリスリしてぇんだよ池田ァァァァ!! 138 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID iKeDaAcaT ニャッ!? 364 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/20(木) 00 41 03.05 ID AdqvFRsQo [4/9] 139 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Yokoyari1 イケメン過ぎて国外追放とは前代未聞だな 確かに容姿においては過去に類を見ないが…… 140 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CraZyCaR ワハハ 須賀君は世界を獲る男だからなー 141 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SteaLthMO 噂によると麻雀も鬼強いらしいっすよ あの天江衣、宮永照、大星淡、神代小蒔に勝ったとか 142 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OpPekEten いや、デマでしょ 本当なら全裸でオッペケテンするレベル 143 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID 3tUzuTu0 ソルサキの最終回で泣いちゃったよぉ 144 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID yuuki+Aoi 最後の指揮シーンが凄かった!! アレ本当にやってるって聞いて、もっと感動した! 145 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID 2AkocHan2 まぁ悪くないんじゃない? 顔もまぁ、悪くないと思うし うん、いいわよ うんいいわ 146 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OmaKAseA0 当然なのです 須賀京太郎はおもちを超える逸材なんだよ! 147 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HotpLeAse ハワイ、日焼け……ずるいよ 一人だけあったかい所で、それも美容を害しに行くなんて…… 戻ってきたら……クスクス 148 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Bow+Lingo スルーザファイアーアンドフレイムス 149 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID YAnTeruru やっぱり京ちゃんはナンバーワン 150 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TeMpTress 麻雀が強いというのは本当だ 恐らくプロレベルを超越してるだろう 151 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SGAsister いいからみんなお兄ちゃんを応援すればいいの! 152 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TKM/slot0 出番無いね 153 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FIscherpo ああ、そうだね 367 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/20(木) 00 53 14.60 ID AdqvFRsQo [5/9] 154 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OjyouDes0 麻雀が強い、か 手合わせしてみたいものだ 155 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ramenUma0 日本の誇るカップラーメン、須賀京太郎! どちらもすばらしいデス! 156 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID UmbRellap ふふっ、あの人の魅力に皆さん気づいてきたようですね 157 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Sakartvelo 金のなる木を追放って、日本はバカなの? 158 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID U15Silver 色々あるんですよ大人の事情とか 159 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NekiYadEE それにしても末原プロはかわええなぁー 褒められて顔真っ赤やで 160 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ATGsisteR 本当は大好きなのに隠してる風なんがいじらしいで 161 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Megeruwa0 す、末原プロは須賀京太郎のことなんか嫌いやし! あんなんホンマだいっ嫌いで、顔も見たくないくらいなんや! でも、ほんのちょっぴりだけ…… いい奴かもって思っとるのかも 162 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID UeSIge789 末原プロ可愛すぎで爆発しそう 須賀君かっこよすぎて爆発した 163 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID mAsenoyoo 末原プロと須賀君はお似合いなのよー 164 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID DaIkoyaDe でもちょっとアレはデレすぎやんなぁ~ せやろ~? 165 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TokiTokii 命に変えてもあのプロぶっ潰したるわ 166 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID hizamakur 奇遇やな、うちも同じ気持ちや 167 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIkaNjYuU オレもや 来年リーグで覚悟しとけやおら 168 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NIjyou123 須賀君はそんなこと望まないよ! だってあんなにカッコええんやで……// もう頭バカになるんよ♪ 169 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FunaQyade おぁーと!? 手が滑ってもうたわー!? ttp //kyoutaroutokyoukonoityaitya.jp ※京太郎と恭子のイチャイチャキャプ画像 170 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Megeruwa0 あひぃぃぃ!? 368 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/20(木) 01 04 29.14 ID AdqvFRsQo [6/9] 171 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID MaSaEATG やっぱこの子ええわぁ うちの娘のお婿さんに欲しいけど……あの子がおるし 172 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HimeSAmar とても凛々しい顔付きです 173 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID BIGoMochI 人類の至宝ね 世界遺産登録はまだかしら? 174 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Hattyann0 もはやイケメンってレベルじゃないですよー 175 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TomoeCawa きゅんきゅんします 176 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KokutoUma 黒糖一粒は命を育む 須賀君は一人で宇宙を救う 177 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Mayoiga46 街を歩いてたら須賀君に間違われた…… 嬉しい、かも 178 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NO/Wakame ↑ ビジンサン! ウラヤマシイ! 179 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CharginG0 あんなに言われていた須賀君がメジャーアイドルになったなんて 嬉しいけど、マナーの悪いファンが増えた 私がしっかりしなきゃ…… 180 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID MonoclEpo あー、ついに出ちゃうかー国内をー 181 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID haSSyaku0 ちょー! かっこ!! いいん!! だよー!!! 182 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Tosisanpo あと十年若けりゃねぇー 183 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID RedLeGend ホント、ここまでの成長率が凄いわよね 184 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KuchiBetA 努力!! 185 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Lu/OosIba ギブアップ、ここまでやられるともういっそ清々しいですね 186 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID osero/ka2 この子は本当に頑張ったよ デビュー前なんて女装してたくらいだし 370 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/20(木) 01 18 27.32 ID AdqvFRsQo [7/9] 187 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 ↑ それは本当!? 188 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID DojiMAID0 186 ファッ!? 189 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OHimeSAKi 京ちゃんの女装…… あれ? 胸がなんか苦しい…… 190 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Maho/LoVE やっぱりホモじゃないか! 191 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HayariN28 須賀君はちょっぴりエッチな健全高校生アイドルだよ☆ 192 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Hukuyo5kO 一度でいいから生で見たいなー 193 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NeeDLEeri 年下にあんなに心動かされるなんて……不覚 194 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID AiteNAran ありゃ相当イケてる 須賀君ブロマイド買っちゃった♪ 195 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CopY/maHO うぅ、和先輩と一緒にいるのを見てると胸がチクチクします 196 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID MuroMuroo 今年から同じ高校に通えるなんて幸せです 197 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FraGariA0 清澄の倍率100倍って本当じゃろうか…… ちゃちゃ私も転校したい 198 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID uSIsAnMoo 愛おしすぎて壊れちゃうよもー!!! もぉ……♪ 199 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KitaROu0 とっても素敵に育ってくださってますね これからも応援します 200 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Yukiyuki0 この人が、私の超えるべき壁―― 201 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID siriAgarI 会いたい 202 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Hakui+104 そろそろ定期検診の季節ですよーぅ 203 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Kapibaraa ご主人様に色目を使う人間が増えた そんなやつら大嫌い あの犬っころも大嫌い ご主人様大好き 204 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TAMAnnee0 アイドルとして、って言っていいのかは分からないけど 本当に彼は――みんなに愛されてるわね 205 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SuGALoVE+ 当たり前だじぇ 京太郎は、絶対にこの世界に必要な人間なんだじょ 206 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID koSI+MIZU 当然です 彼がいない世界なんて、考えたくもありません 207 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OHimeSAKi うん だから、早く帰ってきてね 371 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/20(木) 01 24 05.74 ID AdqvFRsQo [8/9] 【??】 ?「……」カタカタ パソコン「」ブゥンッ 204 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TAMAnnee0 アイドルとして、って言っていいのかは分からないけど 本当に彼は――みんなに愛されてるわね 205 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SuGALoVE+ 当たり前だじぇ 京太郎は、絶対にこの世界に必要な人間なんだじょ 206 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID koSI+MIZU 当然です 彼がいない世界なんて、考えたくもありません 207 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OHimeSAKi うん だから、早く帰ってきてね ?「……」ジワッ カタカタ ?「……」ゴシゴシッ カタカタッ ターンッ ?「……」ガタッ ガチャッ バタンッ <アレ、ナニナイトルン? <イ、イエナンデモナイデスー! パソコン「……」ブゥン 208 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID IdolSUGA0 みんな、本当にありがとう カンッ 383 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/20(木) 21 57 55.77 ID H7IE83/ro [2/12] 【3月14日 アクセル1】 ウレシー オイシイワー ヤルワネー ワイワイ ガヤガヤ ガチャッ 煌「おはようございまーす!」 オハヨー ウッウー! 京太郎「あ、煌さん! ちょうどいいところに」チョンチョン 煌「はへ? なんでしょうか?」テクテク 京太郎「はい、煌さん」スッ つ(箱) 煌「あら、これは?」カサカサッ クッキー「」 煌「えっ? これって……」ドキッ 京太郎「バレンタインのお返しです」ニカッ 煌「す、すばらっ! あの、食べてみても?」ウズウズ 京太郎「どうぞどうぞ、味は保証できませんけど」 煌「え? これって京太郎君が……?」 京太郎「へへっ。見た目は綺麗でしょう?」 煌「……」ナミダドバドバドバドバッ 京太郎「うわぁっ!? どうしたんですか!?」 煌「こんな、こんなモノを頂いて……すごく、凄く嬉しいです」カリッ サクッ ジュワァーン 煌「すばらぁ……うまぁ……もきゅもきゅ」ジィーン 京太郎「あははっ、喜んで貰えて俺も嬉しいですよ」クスクス そう、今日は年に一度のホワイトデー バレンタインのお返しをする日だ 京太郎「(去年まではあまり関係無かったんだけどな)」 もっとも、バレンタインにチョコを貰わなければ全くなんの変哲も無い一日だ モテない男にとってはある意味、バレンタインよりも苦痛な一日かもしれない 384 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/20(木) 22 03 03.15 ID H7IE83/ro [3/12] だが、今年の俺にとっては重要な一日だ というのも、俺もアイドルの端くれ そこそこ人気も出てきて、ファンも数多くいる そのファンから大量のチョコを送ってもらえたのだ 京太郎「しかもそれもなんと……!」 一個や十個などという単位ではない 俺の常識を越えた、遥か桁違いの数 京太郎「そう、それは……」 コンマ安価↓3 00~09 100個 10~29 トラック1台 30~49 トラック2台 50~79 トラック3台 80~89 トラック4台 90~99 トラック5台 ゾロ目でトラック10台+チョコラッピングアラフォー 391 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/20(木) 22 19 15.05 ID H7IE83/ro [4/12] チョコの山「」ズゴゴゴゴゴゴゴッ!! 京太郎「……マダノコッテルゥ」ガビーン それがなんとトラック五台分 もはや個数で数えることすら放棄するレベル t単位のチョコレートが、こんな俺なんかの為に送られてきたのだ 京太郎「俺ももう、立派なアイドルなんだなぁ」 あれから毎日少しずつ処理しているとはいえ、未だに無くならないチョコの山 名残惜しいが、全て廃棄処分になってしまうのだろうか 京太郎「事務所の先輩達宛にも届いてるから、消費をお願いするにも忍びないし」 一応メッセージカードなんかは保管しているのだが、食べきるのは到底不可能 こんな贅沢な悩み、アイドルにならなきゃ無理だっただろうなぁ 京太郎「知人のチョコはあらかた食べたし、残りのファンのみんな……ごめん!」 気持ちだけありがたく受け取り、俺はチョコと別れを告げる さようなら! 糖尿病にならないよう俺は気をつけるぜ! 煌「うぅ、美味しい。おいひぃです……」ポロポロッ 京太郎「っと、そうだった」 とまぁ、ファンのチョコは置いておくとして 俺は今回、もう一種類チョコを貰うことができた そう、それが…… 久「んふふっ♪」カリカリ 透華「まぁ……悪くない味ですわ」サクサクサクサクッ 美穂子「ふふっ。お茶もどうぞ」 はやり「うぅ~! 食べ過ぎて太っちゃうよぉ☆」ポリポリ 菫「しっとりとしていて、それでいてべたつかない……旨すぎる」ニヘラ 玄「お、おぉっ!? おもちいりなのです!!」ワーイ 宥「温めるとさらに美味しい……♪」サクッ 明華「あら、ジャム入り……!」パクパク 霞「クセになる味ねー」モキュモキュ 京太郎「喜んでもらえてよかったな」ホッ そう 事務所のみんなから貰ったチョコだ 392 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/20(木) 22 29 38.62 ID H7IE83/ro [5/12] みんなそれぞれ、手作りのチョコをバレンタインに用意してくれた 中にはとんでもない化学兵器を作った人もいたが……嬉しいことに変わりはない だから俺も、みんなにそれぞれ特製のクッキーを用意してきたのだ 京太郎「それと……」チラッ 和「す、須賀君!? こ、このクッキーは……!?」ワナワナ 京太郎「!!」 そう、仄かな想いを込めて作った ハート型のクッキー「」 和「あ、あわわっ……//」ブシュゥゥゥ 京太郎「~~~//」カァッ / )---、 〈 イ_{┌‐‐ └'‐ク } \ { |┐ λ / ∧ 〈-=彡' ∧ ∧__彡' 〉 { { ∨ ∧ | / リ __ | ,/ /{ ---- 〈 \ | / / { ´ /\-、\ | ,/ l| -/ \ 〈 /\Χ__ | / | {/ / / \\ ヽ\/ ∧ ∨ .} /| {. ///| | | lト、 l l イ ∧ ∨ } l| / | l | |l l | | l| 八从li | ∧ ∨ / | l | |l l\l\八从芹苅 i | ̄|l i/ ll / 八l | |l |芹苅 乂ツ 'l | l l||_// l| /. / \八从乂ツ . . l | レ´// } ,/. ⌒/ / / ∧ . . '__, ∧l| | ./{ } / / / / / 个ト . イ| || l/ } /. / / / / l|| | 〕i千 / . | ||/ / ∧ / / / / ||_|//-,/. . | || / / \. / / / / /_|/ ./ / . . .八 ∨ / // \ / / / / // . . . ./ / . / ∧ ∨ / / 〉. / / / / /人 . . . {/ . / \ \{ -‐. / / / / / \ヽ/ . / }\ \'´ \ \ / / / / / } . . / . . . . . . . | / .\ \ \ \./ // / ,/{ . . . . ノ . . .| 八\ ./\ \ \ \ / / // 八 / . . . . .| / { |l | |\ \ \ \ 和「や、やった!! やりましたっ!」グッ 流石に男がハートってのも抵抗があったが、喜んでもらえてよかった そう、これで俺のクッキーのお返しは終わり 本当はファンの子にも送りたいが、それは現実的じゃない 京太郎「だから、これから仕事を頑張ってお返しだ!」 応援してくれるファンの為にも、俺が頑張らなきゃな! バレンタインのお返し編 カンッ!! ?「……」ドッドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ 394 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/20(木) 22 38 12.08 ID H7IE83/ro [6/12] 京太郎「っ!?」ゾクッ な、なんだこの殺気!? 誰かが俺を殺そうとしているのか……!? でも一体誰が…… 京太郎「……」クルッ 竜華「……」ニコニコ あれぇ、おかしいなぁ? 俺の後ろには笑顔の竜華さんしかいないぞ? なのに、どうしてだろう 京太郎「りゅ、竜華さん?」 竜華「……うちのは?」ニコニコ 京太郎「へっ?」 / / / // ´ ̄ ヽ / / / | l | | . i. / / | / / > ´ /, ′ | l | | . l / /... | i /ァ===ミ、 ヽ /イ . j_| | . │. ′. リ、 ;《 ん干ハ\ 〃 j\ イ / . /|. / . / ∨ | { ト ノ ' ,ノ / ヾ }/} \ __/ .′ ′ { ヽ{ ゝ こソ =ァ=/ / ソ/ / \ / / ! ∧ 。 ん干ハ㍉ / / ヽ.′ ′ |... ∧__ . ' .' . { ト ノ ′|} / / /// . i|.. | { 、 ゝ こソ //彡 //..... i|. |∧ ヘ / / ノ... i| l ∧ 「 、 . ' .' .° ′ノ┬=ァ ´ i| | / . ` -- ′ , イ / / / j| l / \ / / // j| |/ 丶 ___,,.. イ ../ / i| ト / / i| ../ /-=ニニニム {ニ\ / / i| . ,′/ 竜華「うちの分のクッキーは?」ニコニコ この人の体から殺気が放たれているのは 京太郎「え? いや、竜華さんの分の、クッキー?」キョトン 竜華「……照れなくてもええんや」ニコニコ 京太郎「照さん?」 照「呼んだ?」ヒョコッ 京太郎「呼んでないです」 照「そう……」シュババッ! 京太郎「……」 竜華「……」ニコニコ あの、神様 これは一体どういう状況なのでしょうか? 京太郎「あの、竜華さん?」 竜華「んー?」ニコニコ 京太郎「……無い、です」 竜華「は? 何が無いん?」ニコニコ 京太郎「いや、だから。竜華さんの分の、クッキー……」 竜華「……」ニコニコニコニコニコ 397 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/20(木) 22 44 59.02 ID H7IE83/ro [7/12] 竜華「ごめん。うち、耳が聞こえんようになったかも」 京太郎「えっ……?」 竜華「……今、なんて言うたん?」ジリッ 京太郎「え? いや、だからその……竜華さんの分のクッキーは無いって……」 竜華「……無い?」 京太郎「え、ええ」 竜華「一枚も? 京太郎「はい」 / ヽ .. / / ,イ .| . ′ ,′ / | ト、 ∨ ∧ . i| \ |i__ ;| / 八 | _\ i ⌒|i i || ⌒ N ∨〔 `{ \|_| リ |. 八 | !庁示ミ、 ァ芹示〕 / | \|ハ 乂 ソ 乂 ソ lγヽ | | i . ,,, , ,,, ノ | | l圦 _ ー ´ | | j | > イ | l | | / }. |i 〕 | i| 八 |. / /l |i /リ ト、リ /| 〕 竜華「……一欠片も?」 京太郎「……」コクッ いや、用意すればよかったかもしれないけど だって普通お返しは―― 竜華「う……」 京太郎「う?」 う、ってなんだ? うし? うま? うざい? うん…… 竜華「うぇぇぇっ……」ナミダバダバダバ 京太郎「ほぁぁっ!?」 竜華「うぁぁぁぁんっ!!」ポカポカポカッ 京太郎「ちょ、え? えええええ!?」 399 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/20(木) 22 56 48.88 ID H7IE83/ro [8/12] 京太郎「竜華さん!? いきなりどうしたんですか!?」 竜華「ヒック、な、なんでぇ? なんでそない、グスッ意地悪するん……?」ポロポロッ 京太郎「い、意地悪!? なんのことですか!?」アセアセッ 竜華「だって、ズビッ、うちにだけ、お返し……ヒック、くれへんもん」ゴシゴシ 京太郎「……は? 何言ってるんですか?」 竜華「うぇっ……?」 京太郎「お返し、渡しましたよ?」 竜華「……ふぇ?」キョトン 京太郎「ほら、さっき!」 ~~~十数分前~~~~ 社長「もう無理だよ竜華ちゃん……」バタリッ ガサガサ 竜華「うぷっ……もうしばらく甘いもんはいらへんなぁ」 ※ 京太郎宛のチョコをこれまで処理してきています 京太郎「あ、竜華さーん!」タタッ 竜華「ん? 何やー京太郎君?」 京太郎「あの、これ……食べてもらえますか?」ドキドキ 竜華「何やのコレ?」 京太郎「チョコです。手作りのミルクチョコで……」 竜華「あー、ダメダメ。もうしばらくチョコ見たくないねん」ブンブン 京太郎「えっ……?」 竜華「(もうファンのチョコはええって……)」グッタリ 京太郎「そう、ですか……。じゃあ、これはやめておきますね」シュン 竜華「そうしといてー」 ガチャッ 久「あら、京太郎君」 京太郎「あ、久さん! これ、ホワイトデーのクッキーです」 久「へぇ、ありがと! うわっ! これ手作りじゃないっ!」 京太郎「えへへ、頑張りました」 久「ありがたく頂くわね~♪」ウフフッ 竜華「(ホワイトデーのクッキー!? うちの分は!?)」ガバッ ~~~~~~~~~~~ 京太郎「ってな感じで」 竜華「」 400 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/20(木) 23 03 19.23 ID H7IE83/ro [9/12] 京太郎「すみません、俺が気を利くかせなくて。そりゃそうですよね、チョコなんて食べたいはずが……」 竜華「な、なんで……うちだけチョコ?」ワナワナ 京太郎「えと、その……竜華さんだけは、特別にしたかったから」ポリポリ /. . ヽ .' . . . . |、 ヽ `、 .i . . . . | vヘ `、 . .i . . . . | Vヘ ;, . .i . . . ii / j vヘ i . .i . . . |ト、 . / / / vヘ | ノ.. .i . . . | \ イ /) / i .ハ |-‐ ´ 〉 i|. . . |i__ニ=¬‐ / | /)' / ーi ト、 ム=-‐ ⌒ヽヘ |i . . . |i . イレi /// | i i /|i }ヘ} |i . . . |i . . ' {i | イ /´ 」レj / イi / }} |i . . . |i . | ,yア抖苧弓ミ ,ィi抖弓ミト、 |ii ,' }} |i . . . |i . レy' ん)'//心` ん)/心 ヾ〉 / / }} |i . . . レ'⌒ヾ . 厶ヘ {ヘ{'///^} {ヘ{//^} /ムィ / }} | . . |' ヽヘ 乂ミ它ソ 乂它ソ /ムイ i . . ト、 ' | | i . . |iへ /i/i/i/i/ 、 /i/i/i// j i . . |i . ≧=r ルイ i . . |i . |//,へ 小 i|. i . . |i . v///l \ /⌒ヽ イ | i|. i . . |i . V//l ` . ー ‐' / i | i| i . . |i . V/l ` . イ. i | i| i . . |i . . Ⅵ ` ‐-‐<'//」. i | i|_ __|二ニ=-‐¬i . | \ /__〉 !. i | i|  ̄ミへ、 ,,へ へ |i . | \ ' | !. i | i| j j / \. //⌒''<⌒≫、 |i . | \ | | . i | i| j j' / ヽ 〈/ ⌒<⌒≫ |i . | \ | | . i | i| j j / i 竜華「!?」ドキッ 京太郎「やっぱり一番お世話になってるし、他のみんなとは違うものにしたかったんです」 勿論、だからと言ってみんなの分を手抜きしたわけじゃない 形や味……みんなの好みに合うように色々と試行錯誤したのだ その中でも、竜華さんだけはチョコを渡した それがなぜなのかは、俺にもよく分かんないんだけど 竜華「ど、どこや?!」 京太郎「え?」 竜華「そのチョコは今どこにあるん!?」ガシッ 京太郎「え、えと。さっき俺の机の上に……」 竜華「!!」バッ 業者「じゃあ、ここのチョコ全部回収っすねー」 社長「ああ、頼むよ」 業者「ん? この机の奴もっすかぁ?」 社長「あ、ああ。多分そうだよ」 業者「うっす。じゃあ処分しときますぅー」スッ 京太郎チョコ「」ガシッ 竜華「っ!!」ダダッ!! 401 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/20(木) 23 11 00.37 ID H7IE83/ro [10/12] 業者「ん?」 ダダダダダダッ! 竜華「それは!」 ガシッ 業者「へっ?」 グリッ! 竜華「うちの!!!」 スパァァァン!! 業者「」グルグルグルッ ズシャァァァッ!! 竜華「もんやぁぁぁぁあ!!!!」デデーン つチョコ 京太郎「」 社長「」 事務所メンバー「「「「「「」」」」」」 業者「」ピクピクッ カサカサッ 竜華「こ、これ! ハートや! ハート型や!!」ユビサシッ 京太郎「うっ……あまり大きな声で言わないでください」カァッ 竜華「竜華さんへ! 竜華さんへって書いてある! チョコ文字!」ニヘラァァ 京太郎「だから! 大きい声で言わないでくださいって!」 竜華「うぅ~~! うぅぅぅぅっ!!」ジタバタ 京太郎「りゅ、竜華さん……?」 ダダダッ 京太郎「へっ?」 ダキィッ!! 竜華「京太郎君、だぁーい好きやっ!!」ギュゥゥウッ フニュンッ 須賀ホーン「心に剣、輝く勇気。確かに閉じ込めて~♪」ギュインッ 奇跡―― 竜華「んふふっ……//」スリスリ 京太郎「う、うぁぁっ……」ブシュゥゥゥ 切り札は自分だけに、ってね 和「……むぅっ」 ホントホントにカンッ!! 425 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/21(金) 22 35 28.48 ID 1Gj+WEpOo [2/12] 【仮面ライダーブレイド イベント会場 控え室】 ザワザワザワッ 京太郎「うわ、控え室も賑わってますね」ビックリ 竜華「それだけ期待されてるってことや」フフン 今日は待ちにまった仮面ライダー雀(ブレイド)の試写イベントだ 映画でもないのにこんな大げさなイベントを開くなことになるとは 京太郎「俺もきちんとアイドルしてるんだなぁ」 煌「ふふっ、実感がありませんか?」 京太郎「そりゃまぁ」 俺が主役で、ここにいる人達が俺の番組の為に動いてくれている 京太郎「でもそれ以上に、嬉しいです」 煌「はいっ!」エヘヘ トタトタトタ 宥「あ、京太郎君!」 玄「京太郎く~ん!」 京太郎「ん? 二人とも!」 426 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/21(金) 22 37 34.95 ID 1Gj+WEpOo [3/12] 宥「遅くなってごめんね。早くメイクしないと」 玄「準備にすっかり手間取っちゃった」 京太郎「いえ。まだまだ時間はありますから」ニコッ キラキラ 宥「っ! う、うんっ!」キュンッ 玄「」ブクブクブク 京太郎「??」 竜華「いい加減慣れへんと、仕事にならんで?」ハナジダラダラ 煌「全くもって」ハナジダラダラ スタスタ 一「多分、二人には言われたくないと思うけど」 京太郎「一さん! 一さんも来て――」 ___ ⌒\ ..、 ,. ― --、 `r---、__ ,---、 / ̄>--,... ―| 、_ミく_, . / , ,. ' 人 { ___,.ノ__}-- } , ´ // (__。) ,`ーr イ} `r-、_∧ / /' ' / ! /ー|-l'/ , l | ',ハ |/ ' | | |「芋斧ミ } /}/}从 ,| | | { /{ /^| | 弋zり /イ 斧Y} /}/ { Ⅵ、il| | u Vリ ム' 〈 | ハ l、 | | fー 、_` r八 } Ⅵ 从{从 | ..、 `ー' .イ | | | 、 |_≧=-= ´ | _/ .\__/⌒ヽ ヽ l / /´ . . . . . / . / } . .} /イ { .ー . . ´ . . ./| . | ヾ、 ∨ . . . . . . , Ⅵ ! 〉〉 乂 . . ./ .、| | / ∧、 | `¨ | | / /∧ | ∧ | イ、__/ | },乂 | |_」イ」 | L/__`7ーrl| | | | ,| \,イ{ , | , . } , ヽ { , || 、 Ⅵ { l, . ', | / _∧ . | r/ / /ニニ∧ . | ∧〉、_',ィ⌒}ニ=< 、___}_ =イlノ/' { 乂ノ .` < \{ ={}= } |/ イ . 乂_,乂ノ . . 、__,.>∨r_〉-「_ |/ . . . _ . ̄ . . イ \ 「{/ ∨ .〉 |`7´ / ̄ |____〉「{∧ ∨ |/__/_'___,∧ ̄ ̄ /j」「ー' | | } |l | '. // t¨, / , | || . // `{/_/}_ノ || , ∨/ __ | || , ///´ ` || . // l | 一「うん。撮影以来だね」 京太郎「やっぱりその格好なんですね……」ギンギンッ 一「え? 格好?」 京太郎「イエ、ナンデモ」 一「でもさ、やっぱりこの格好恥ずかしいんだよねー」 一同「!?」 京太郎「えぇっ!? 一さんに羞恥心というものがあったんですか!?」ビックリ 429 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/21(金) 22 47 43.29 ID 1Gj+WEpOo [4/12] 一「そりゃ恥ずかしいよぉ……//」モジモジ 人並みの羞恥心はあったのか…… 京太郎「(というか揺れないでください、俺からは中までパックリ見えるんですけど)」ムラムラ 竜華「……」ニコニコ 変な気を起こすな俺! 死ぬ、死ぬぞ! なぜかは分からないけど絶対に死ぬ! 京太郎「イヤーデスヨネー」ボウヨミ 一「そうそう、ドラマに自分の私服を使うなんてさ」 京太郎「はい。自分の私服を……え?」 一「監督がさー、危ないジョーカーで行こうってうるさくて」アハハ 京太郎「」 それ自前だったんですね、てっきり監督のセクハラかと…… タタタタッ いちご「京太郎君!」 京太郎「あ、佐々野さん!」 いちご「えへへ、久しぶりじゃ……♪」 京太郎「ソルサキの最終回と、一話の収録以来だから……一週間ぶりくらいですね」 いちご「うん。会いたかったんじゃが……ちゃちゃのんも多忙で」 というか、俺が国内にいなかったんですけどね もう色々ありすぎてほんと戸惑ってます、はい いちご「そ、その! 久しぶりじゃし、このイベントの後に食事でも……」 パチコォーン! 京太郎「へぶっ!?」 いちご「え?」 ?「なぁに共演者に鼻の下伸ばしてるのかねぃ……」フリフリ -‐- ''"´. . . . . . `ヽ /. . . . . . . . . . . , '. . . . . . . . . . . . . /. . . . '; . . . .‘, / . . \ .i . . . ,' . .;' __ .'; . | . . .i i. !. ! γ´\ .i .| . . .! |i| i / iヾ、_i\ i | . . .i . i !l ト、 / ,rf'斧 ‘, i l |i . .八 よーっす♪ !| i iハ ヽ Vリ ! ! | !| . . \ ! i .! Vハ. ´ ,! ! i 从 . . ._`ニ== == 、 __人_! ∧く / ! ! ;' .〃 ヽ. . . ` ミヽ ). / \ V | i i\` ー';' / / . . . \' 、 / 丶 \ Vl l i __>'" / ./i ヽ } } /≧=x \ \= i,/(_i, ィ≦7 ; ' ノハ } ヽノ ノ /三≧=- ≧ ニ ,' /Vl/ / /イく)ぅ\__ _ ト、 i 〉三三二ニ==‐-i{ ! / / イ_)  ̄\ . .(_乂_)|`ヽi ) >‐――‐-=ニ二>'つ/i 〃乂_) . . . (_\ . . . ..i ∠) . . j) . . .. .\/ ,fクぅ// ;' . .. . . ..∧ .. . . | !ヽ .. . .. . . ..\ /ソ' / % _,.. .. . ..(_ハ. . !__. ‘,o) .. () . . (⌒). ....\{イ! .. x8''" . く)ノ) . . . . }. i|//∧ |ソ) . . . . .(⌒○⌒) . Y%"゚ .. . . .(フ〈) . . % i| }//! ! . . ノ). ...(__乂__) ... . .|ミメ⌒Y⌒) . . . . ... ./ /_,///i i .._ .... . {\ Oく . ... . . . _r‐ |////,' 京太郎「咏さん!」 432 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/21(金) 22 58 02.80 ID 1Gj+WEpOo [5/12] えり「私もいます」ヒョコッ 京太郎「針生アナも! 今日もお綺麗ですね」キラキラ えり「うぐふっ!? 君に言われるとなんだか複雑な気分です」 京太郎「はい?」 咏「まだまだガキだねー、よしよし」ナデナデ 京太郎「わ、わわっ!?」 __ ´ ` / \ / ヽ ' i / / i / i i |/-ミ/ ./ /i / .| ___ | | / `メ /匕⌒ { / \___ | | ィ卞J宍7 /厶斗 / .八 / V/\| |l 八 V)ソ / V)ソ厶 / i}/  ̄|l ハ i〉 /7 { lリ ____三二ニ|l { V __r――/ / / _____ /i // / `マ| 八 ヽ ̄ ' {/-==ニ¨ `i // / / ____ \ f^ヽ. `≧=----| , |l //i 〈 /  ̄`, { _j ,ハ ____ |八 {三≧=-- |l ///| V/ ...._ } ト / i=彡⌒^|{ } { _--==ミ 八 ///|. /〈 /^ヽ〈 Ⅵ | V 三≧=- |{ | |≧=-へ⌒ヽ=≦ミ }l i///| /7 ∧ _,〈 いハ Y´ ヽ⌒ヽ -==彡八 i ハ{ \ Ⅶ 八 i///| ′ i | i i \_)i _ |__ ハ==彡⌒^¨´ \|j }|. }iト( ` i//八. Ⅵ 乂\_) .乂_j |/ } \(_) ヽ Ⅵi∧ i///∧. }| }ヽヘ、 ト--| / .......... V ヘ .............. }//∧ i/////\ ∨  ̄`七/´.... } v../ 〉 //// ∨///⌒ミ=--- ミ. ∨ {...... i / / //// /ヽ \/\__ `マ/∧ ∨ ゝ // r≪i //// // \ `ヽ ヾ∧ ∨ `¨¨¨ /fj/ `¨¨´ j |l.///// /// \ }/∧ }i \ i { ' 八/////> /. \ i ////} {ト ヽ | | ..... /{ ヽ// / 宥「アノ……メイクノジャマニナラナイヨウニシテクダサイ」ゴゴゴゴゴッ 咏「……ご、ごめん」ビクビク 玄「おねーちゃん……」ホロリ いちご「う、うぅっ……せっかくのチャンスが、こんなん考慮しとらんよ」シクシク 竜華「いやぁー、残念やったなぁ」ニコニコ 煌「また次がありますよ、次が」ニコニコ ジリジリッ いちご「(慰められながらなぜか離されとるんじゃけど……)」ズルズルズル 一「やっぱり須賀君はモテるねぇ」シミジミ ガヤガヤガヤ 京太郎「外が騒がしいですね」 竜華「ああ。そろそろ会場の入場時間やから」 京太郎「そっか。俺のファンの人とかいるのかなぁ」ワクワク 煌「きっとたくさんいますよ」クスクス ~~~一方その頃 会場前~~~ ガヤガヤ オサナイデクダサーイ! ?「……京太郎君、もっと私を楽しませてよ。笑顔にさせてよ……」スコヤカスマイル! 433 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/21(金) 23 09 19.89 ID 1Gj+WEpOo [6/12] 【イベント会場 控え室】 京太郎「お、おおっ!?」ブルブルッ 竜華「ん? どないしたん?」 京太郎「いえ、何か寒気が……」 玄「その衣装寒いかな?」 京太郎「いえ。服装は大丈夫です」 なーんかものすごく嫌な予感がするんだけど…… まぁ、気にしたら負けか スタッフA「おいおい、イベント途中の怪人役が来れないってどういうことだよ!」 スタッフB「なんか知りませんけど急に、腹痛!! って叫んで」プンスコシテタ スタッフA「くそぉ、麻雀プロの怪人を出すことで話題を誘う予定だってのに!」 スタッフC「都合よく麻雀プロでも来てませんかねー」 スタッフB「バカ、三尋木プロ以外にそんな人がいるわけ…… ガヤガヤ 一「ねーねー、須賀君。アクション体験どうだった?」 京太郎「いやぁ、大変でしたよ」 咏「すっげー動きしてたじゃん」 京太郎「もう無我夢中っすよ、アハハ」 ソロソロホンバンヨウイオナシャス! センセンシャル! 京太郎「おっと。どうですか宥さん」 宥「もうちょっとかな……」 竜華「あかん、そろそろサングラスを用意せんと……」 煌「……」スチャッ 咏「……?」 えり「何をしてるんですか?」 竜華「……じきに分かると思いますよ」 いちご「?」 一「あっ……」 玄「よし、これで装飾もオッケー!」 宥「うん、こっちも!」 京太郎「よし。じゃあこれで……」 434 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/21(金) 23 15 52.52 ID 1Gj+WEpOo [7/12] 京太郎「……さぁ、どうですか?」クルッ ./ / | ハ | | i 、 ヽ \ \_ i / | | | | | |、 i ゙、 、 \_ _>. | i | i | | | | ハ ハ _i!_ i \ ヽ` ̄ ̄. | | |+--|、_|! | | i! ,/.ィ'|"i´ ハ | i ヾ 、 ヽ. | | |.|ヽ |、_|王!ー |./i .;"´/=、!/ | ! | \ 、i 人 !. r| i.|、!,,ィ'" ._iミi! |/ /彳 r !ヽ,| ,イ | 、_ \ `Y´ | |^!. N 《 _、o;;;;i_ 丶、/ / ┴゜‐'"´ !イ | λ i` ー--ヽ .! | i、i、 ゙、 ` ̄ ̄ メ( /^|イ `、|. ノi \ヾi .、、 i! i ノリ `. | ヽ__i |イ|/. ヽ i、 i ____...., |/ ヽ!、 i\ `ー-- ―'´ /、!. i !i 、 \  ̄´ /!/ 人 |ハ,i、! 、 \ //.| `Y´ /^\_,> '~ ..ト、! ゙、 `ー---' /|V/⌒`く \ : 从=ミい \ \ ’ ヽ / { ;ヽ、 \ \ ‘, \ ′ : 丶x-‐…=x、 \ \ ヽー’ __ 〉 } ; │\_〕 〔,_ \ い 丶 ′ ‘, `ミ 、 { ,.x:ー―┼―┤ ト, \ \ \ i、 ’, ` '´ ; │ | /い |≧=-、 竜華(E:サングラス)「……んぁっ!?」ガクガクッ 煌(E:スカウター)「ば、馬鹿な……まだ数値が18000、19000、2000、21000……」ボンッ!! 咏「んっ……//」キュンッ えり「」フラフラ いちご「きゃら~める~♪ てん~ごく~♪」ドッキドッキ 一「」キャストオフ スタッフABC「「「」」」ビュルルッ! この時―― 世界中の兵士が手を止め、ある一点に向かって視線を向けたという それが、遠い東洋の国 【ジパング】であったことを知る者は、いない 京太郎「さぁ、行くぜ!」ニィッ! 435 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/21(金) 23 24 50.54 ID 1Gj+WEpOo [8/12] 【イベント会場】 ザワザワザワ ガヤガヤガヤ! マダカナー? ハヤクゥー 司会「皆さんお待たせしました!」 ピタッ! 司会「仮面ライダーブレイド、特別試写会に起こし頂きありがとうございます」 バッ! スクリーン「仮面ライダー雀 ~~第一話~~」 司会「いよいよ、出演者達の登場です!」 スクリーン「若き実力派アイドル――その名は」 ___________________/ _____r {| .Ω . i!ャ_______. ヽ|. /\ |[ Lv 0 ] .ゞ|! .ハ .i|ノ [==⌒==]| .!|( )..┏──────────────┓ ||. 7___マ .. │ │ || │ ⌒> ´ ´ ヽ `ヽ、 .│ || ∧ ..│_,. ´ , , 、 | 、 、 ヽ │ ||. /- ヽ .│ . ̄7 / / 从 、 | | | . .│ || │ ../イ / /l/ | | | l}从} | { │ || │ ._/_ { 从ヽ、 { | |/ イ´∨} . │ || │ ̄´ {∧ { ○ 从{ ○ }'⌒}、{ │ || │ .{从 r-く| \ │ || │ 叭 __ 八}イ │ || │ 、 └―┘ ィ/∨ │ || │ 「¨>-- rく「 ̄ } │ || │..., ------ ∨_」 , ∨]/|ィ¨7ー-..│ || │..///////「//| ー- 」 }ヽ// ///// .│ || ┗──────────────┛ ||三三 ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 乂. || ニニ | | ||三三 | | || ニニ | | ||三三 | | || | | |乂 ▽  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ノ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 京太郎「よっしゃぁー!!」ダダッ! 司会「主演、須賀京太郎君です!」 \キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!/ 京太郎「よろしくお願いしまーっす!!」 \クゥ~ン/ \イッチャウゥゥ!/ \コッチミテェェ!!/ 437 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/21(金) 23 29 35.60 ID 1Gj+WEpOo [9/12] 司会「続いて、今回がデビューとなる国広一さんです!」 ___________________/ _____r {| .Ω . i!ャ_______. ヽ|. __ __ |[ Lv 0 ] .ゞ|! .ハ .i|ノ [==⌒==]| .!| ( ´ ) ┏──────────────┓ || \/ │ ._,... ‐, --、 ‐-、/ // ̄ ...│ i!| │ ./⌒ ーr'「- } 、 `ヽ、<_ │ || ∧ ..│ . / }_,.イ¨ ー--' 、 ヽ , ヽ_ │ ||. /- ヽ .│.. ' / / , / / 从 _ ヽ ∨ , ∧ ..、.│ || │.| | // / -{ | ´∨{ | | ∨ |、 .│ || │.{ | ' | Ⅳ 从 { }/\ | | } ..│ || │.从| | {,ィ斧ミ\ ,イ笊斧ミ ト, ∧ .│ || │ .{ 从{ Vり Vzり | |ノ/ } ...│ || │ . / ム ' ☆| |/ //...│ || │ ., /人 V ア 从 ∧ / │ || │./ イ { > _ < | \ } │ || │.{ /从 | ,.┴ .  ̄ ̄`\ .│ || │.| \ /,イ´ ̄ ヽ . \ .`l .│ || ┗──────────────┛ ||三三 ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 乂. || ニニ | | ||三三 | | || ニニ | | ||三三 | | || | | |乂 ▽  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ノ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 一「どうもー!」ペコッ \カワイー!/ \チッチャイー!/ \ナンカミエソウ!/ 司会「さらに三人目のライダー。先輩役を勤めるのはこの人! 佐々野いちごさんだぁー!」 ___________________/ _____r {| .Ω . i!ャ_______. ヽ| /\ |[ Lv 0 ] .ゞ|! .ハ .i|ノ [==⌒==]| .|| ┏──────────────┓ || ..\/ . │ ...,. / ' 、 丶...│ !| │ ./ ' ./ / ヾ .│ || ∧ ..│.' i / / ! ト、 !、 . │ ||. /- ヽ .│{ ! l !_! ゙‐{ ! !‐! }_l │ || │ .ヽ 、 . { .! ヾ { ヽ、 };' ノ ノ l .│ || │ ゙、i ゝ、 { ,ィ兀下 '"兀心、l !..│ || │ l l ! 比少 込刈. ! ...│ || │ .; l l .i ,,, ,. ,,, .! .│ || │ , .! l ト、 ,.' { .│ || │ . /,' .! l > 、 ` ´ ,. <〃l. │ || │ '〃 ! ! { l l .i. ! l {! .!│ || │ .{;'゙! 、 ! ゝヽ/\ /\ . ゙、 }.│ || │ ゙、、ヾ;ヽ .;..'"ソ! ー !`ヽ'{ .│ || ┗──────────────┛ ||三三 ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 乂. || ニニ | | ||三三 | | || ニニ | | ||三三 | | || | | |乂 ▽  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ノ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ いちご「皆さんどうもー!」 \……/ \……/ \……チッ/ いちご「!!?」ビクッ 司会「え、えーっと?」 442 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/21(金) 23 40 42.10 ID 1Gj+WEpOo [10/12] 一「(多分京太郎君のせいだろうけど、会場に女の子しかいない……)」 いちご「え? えっ?」オドオド 一「(可哀想に、下手に京太郎君といい感じの報道されたから……)」ナムナム 京太郎「(女の子も仮面ライダー好きなんだなぁ)」ボンヤリ 司会「と、とにかく続くのはこの人達だー!」 咏「どうも~♪」フリフリ \ウタチャーン!/ \カワイィー!/ \スガクンヲモットイジッテェーン/ えり「うぅ、緊張します!」ペコペコ \ガンバッテー!/ \ツッコミキャラー!/ \キレイー!/ 司会「はい。そして更に――!」 スポットライト「」パッ 司会「ヒロイン役を勤めるのは、最近人気読モデビューをしたこの人!」 そろそろ安価しますかね コンマ安価↓3 00~09 まさかの憧ちー大遅刻 00~19 あまりのブーイングに涙目になるアコチャー 20~69 割と普通の憧ちゃん 70~89 妙に京太郎にくっつく憧 90~99 京太郎に頬を染め、静かに俯くあこたそ ゾロ目ではれんち・とらぶる 446 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/21(金) 23 48 39.43 ID 1Gj+WEpOo [11/12] 憧「はーい!」タタッ ____ ,...... . . . . . . . . . . . . . . . . . .... ,. -───‐-/. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .. / . . ,. -──/ ./ . ./ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . / . . / .. . . . / . . . /. . . . . . | . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .. | . .;′ /. . . . .|\ /{ . . .. . /| . l | .l . . . | . . . . . . . . . |. | . .l | . /. . .| . /l`ト . . . .| | . l | .| . . | . | / . .( ̄( ̄`丶. | . . 、 レヘ . /|/_」{、V . . . | lノ 「 l厂| . |{ . . . .厂 {`丶. . . \ ', . . .\ }/ |{ _)ト、 \| ,x=ミ | . |{. . ./ . . . | . . . l \. . .\. \ . . . \ _ ./ . /| Vり ´ _)/ハ | . | . / . . . .;' . . . .| \ .. .\. \ . . . l|/ . / l| '''' , Vhツ l . | / . . . ./ . . . . .|_,.. -‐\ . . \─- .,_. {\\ | | | .|八 __ ,,,, | ./ . . . ./ . . . . . . | . . . . . .-─\ . . \‐<⌒. _\\| | | . .|' . ./\ V } // . . . ./ . . . . . . . . ', . . . . . -─‐-\ . . \ . \ / ┌〈\.r┴┐! ./ . . ./\ ー' ィ// . . . ./ノ\ . .\ . .\ . . . . . . . . . . . \ . . \⌒. ′ ∧_}\l ̄} | |/ . . ./ _ ̄「\ / . . . . /_______丶 . .\ . .\ . . . . . . . . . . . . \ . . \ ____ノ. \ \ ノ | . . ./ \ | \l/ /. . . . . / \ . \ . .\ . . . . . . . . . . . \ . . \ . .< _. \ { __/∨ . ./── }=l/ . . . . .// \ . \ . .\ . . . . . . . . . . . \ . . \ . . . ⌒ `¨¨´ / . ./ 〈/ . . . . ./ ,/ /\ . . \ . .\ . . . . . . . . . . . \ . . \ . .> i . .;′ / . . . . ./ 〉 / / ̄ ̄ ̄ / ∧ \ . . \ . .\ . . . . . . . . . . . \ . . \ /|/| | . .| .. . . . . . ./ \l./ __ / ∧ . . \ . . \ . .\ . . . . . . . . . . . \ . . `¨¨¨¨´ . ./ | . .| /. . . . / 、 c/ / / \ . . \ . . ` ー--──-ミ . . . .\ . . . . . .<_ノ }イ |.厶ィ. / \/ / \ . . \. . . . . . . . . . . . . . . .\ . . . .「 ̄ ̄ ̄ |ノ l/ / / / `¨´\ー----‐'⌒丶 . ∨八 /_/ /--‐< / |_ }. . .}{ /´ ∧ 0 _/ | \ 厶ィ八 / //|\_ \ \. / / ∧ \ 0 〉 〉 / / / \ |o \ / \/ / /l_,/{ \/|o l{ |{ |{ \ ./ 〉 / // / \ / |_______/ |\ / / / / \/\/ / |⌒∨. 厂 ′ 〈 /^7¨´ / / / / /\ / .′ く / / / /  ̄ ̄ ̄ /. ⊂ニ  ̄ \ / / / / /. ⊂ニニ 〉/ / / /. /// ///´ / / /. 〈/ 〈_/〈/ .′ / ′ / ′ , / / ′ ′ { \ | \ ノ\ | ;′ \ / | | 憧「お待たせ!」デデーン \カワイー!/ \スタイルキレイー/ \アリャソウトウ……ゲフッ!?/ 京太郎「(見ないから心配だったけど、ちゃんと来てたのか……)」 ※決して存在を忘れていたわけではありません 憧「……何やってるの、もっと詰めてよ」ヒソヒソ 京太郎「え? あ、あぁ、ごめん」 憧「ふん。主人公なんだからもっと堂々としてよね」ギュッ 京太郎「お、おうっ!?」ドキッ 司会「おわーっと? いきなりファンサービスですか?」 \ズルゥーイ!/ \ハナレテー/ 448 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/21(金) 23 56 29.81 ID 1Gj+WEpOo [12/12] 咏「ちょっと近すぎじゃね? しらんけど」イライラ 一「そうだよー。須賀君の隣はボクの場所だよ?」 司会「何やら共演者で揉め事が起こっているぞー!?」 \ア"ゴヂャァァァァァァァァン!!/ \スガクンカラハナレテー!/ 憧「でも、こうすると面白い反応するんですよ?」クスクス ギュムッ 京太郎「ば、バカっ!」カァァァ 司会「おーっと、これは初々しい反応ですねー」 \キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!/ \カワイイッ!!/ \モットイジッテー!/ \アレハマチガイナクドウテイ/ コソコソ あまとう「なんでだ!!? 童貞は関係ないだろ!!!」クワッ ほくほく「こらこら、バレちゃうだろ」チャオッ みたらい「全くとうまは……」ヤレヤレ \キョウタロウキュゥーン!/ \カワイィィイ!/ 京太郎「お、おい新子! なんでこんな……」ヒソヒソ 憧「……ヤダ」 京太郎「は?」 憧「憧って呼びなさいよ……じゃなきゃ離れないから」ボソボソ 京太郎「???」 こいつ、この大事なイベントで何言ってんだ? でも、こうなったら―― 選択安価↓3 1 京太郎「分かったよ、憧」 2 京太郎「……やだ」 3 京太郎「しょうがねぇなぁ、ア↓コ↑」 4 京太郎「……」プイッ 454 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/22(土) 00 03 53.97 ID akljCfd6o [1/14] よく分からんけど、言うこと聞いた方がよさそうだ 京太郎「分かったよ、憧」 憧「!!」 京太郎「だからほら、離れろって」 憧「……」 , r '´ ̄ ̄)`ヽ ./´ .| 1 \ / , r ',´`ゝイ / i| .| ヽ ./ ,r'彳 / .| ./ ./ , /| | ヽ. ヽ /// / ./ ト、 ヽ ./ / / /| i .ハ 1 ヽ ./ / ./ ./ |ヾ ヽ / /i-、,_ /j ./ | .ル.j | .|1. 1 ./ ./ ./ ./ .| ヾ ヽj /.i .>ト,/ j /i j .|.ハ | |. | / / j i | ヾ /j j | / ./ '、` j /ノ/ .|.j | .j .| .i | ./ / .| .| | | '´i |rt== ミ、 、 ./ / /' r t/'ー-/ | .| | ./ .| .j .| | | V´ | .| .ク心 ミヾ ' '´ ' - ' j /j | ルj j .| .j .| .| | | .| 毛 ゝ r==ミ,tノ/j j i .从' / .| / .| | | | .| ヾ リ' .ク C }./イ .|.j //' 1 | | .| / .| i. | | .| ,,,,, .レ リ './ iイ i/ノ |' ,1 | 1 .|./ | ヽ.ト | .| ''ヾ / |'j j´ | |1 .| 1 |' .1ヽ ヽ》、 | .| ' ,,,,, / |j / .| |.| .| 、| ヽ、ト ヽ \| .| ヽ、 / .j ./ 1 |.| .| ,V ゝ 、、 \ i .|、 ´ ノ /./ .| | | .| 1、 .》、\ヽ ゝ | ヽ、 , r ' ´ ././ | j | .| .1ヽ / `ー-ヽ、、_ ゝi、./ `ヽ- j ' ´ .i ./.イ |.j .| .| 1.ヽ ./ ` ゝ 、 ` \' ./ i 1 // 1| .|.j | 憧「うん、そうね」スッ タッタッタッタ 一「はーい! じゃあボクが間に入るもんね!」 \イイゾー!/ \ハジメチャンガンバレー!/ \ケッキョクボクッコハカワイイワケヨ/ 咏「じゃあ私も入ろうかねぃ」ニヤニヤ \ウタチャーン!/ \モココー!/ \チョウガンバッテホシイデス!/ えり「わ、私は遠慮しておきます……」オズオズ \ガンバレェー!/ \ダイジョウブ、ソンナエリヲワタシハオウエンシテル/ いちご「じゃ、じゃあちゃちゃのんも!」トテトテ \……ハ?/ \……/ \アーツマンネ/ \テメェハカンケェネェカンケイナインダヨォォ!!/ いちご「え、えっ?」ウルウル 京太郎「??」 憧「(不憫ね)」 いちご「(こんなん考慮しとらんよ……)」グスッ ※この後、まさかのダディはまり役で人気を巻き返すことになるとは……誰が予想しえただろうか 457 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/22(土) 00 13 53.57 ID akljCfd6o [2/14] ワイノワイノ! 司会「では、会場も盛り上がったところでまずは一話の上映を行いたいと思います」 \タノシミィー!/ \キタイシテルゥー!/ 司会「では、出演者から一言ずつお願いします」 京太郎「はい! 自信作です! とにかく楽しんでください!」 \ウンタノシミー!/ \スガキュンノゼンブガスキィィ!/ 憧「色々とあるけど、出来るだけのことはやったわ」 一「今の自分に出来ること全て見せたよ!」 咏「ま、見れば分かるんじゃね?」 えり「精一杯やりました」 いちご「ちゃちゃの――」 照明「」スゥゥゥ!! いちご「え? まだ喋っ……」 司会「それでは――!」 一同「「「「「どうぞ!」」」」」 いちご「チャチャノンガマダシャベッテタノニ……」シュンッ スクリーン「~~一話~~~」デデーン まずは、サブキャラの評価判定 憧 ↓1 一 ↓2 いちご ↓3 咏 ↓4 えり ↓5 00~09 大不評 10~29 不評 30~59 普通 60~89 好評 90~99 大好評 ゾロ目 ブーム到来 479 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/22(土) 00 33 26.65 ID akljCfd6o [4/14] 【ブレイドの評価 良作】 憧 大好評! 一 普通! いちご 好評! 咏 好評! えり 好評! 京太郎 好評! ~~途中シーン抜粋~~ ※京太郎が研究所に出現した怪人と戦うシーン 京太郎「ぐぁっ!?」ズサッ アンデット「グケケケー!!」ブンッ! 京太郎「……ふっ! ハッ!」シュババッ アンデット「ファッ!?」 \スゲェー/ \スタントマンジャナイノ?/ \ホンモノダァ/ 憧「剣咲君っ!」←仲間を心配しつつも希望を失わないくっそ可愛い表情 \スゲー/ \ヤルジャン/ 京太郎「……」バッ ジャキッ 京太郎「……変身!!」ガチャッ! ┌─┐___________ ┌─=┘ \ ∠二二二二二二二二二二二二二二 ]│ \___r'´¨`ヽ/┃ ̄Τ└ [二二二二二二二二二二二二二 ]└─────- (. (.. ) ) ̄\|.┃ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\弋ノノ || |_/||_ || / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ .|| | || |; ; ; ; ; |; ; ; ;\ |; ; ; || | / / \ \ | || |二二二]| |; ; ; ; ; |; ; ; ; ; ;| |; ; ; || | / / \ \ | |∟ノ; ; ; ; ; ; ; ; || |; ; ; ; ; |; ; ; ; ; ;| |; ; ; || | / / ヽ ヽ | | ||; ; ; ; ; ; ; ; ; ; || |; ; ; ; ; |; ; ; ; ; ;| |; ; ; || | / / ヽ ヽ. | | | イ; ;; ; ; ; ; ; ; || |; ; ; ; ; |; ; ; ; ; ;| |; ; ; || | 〈 〈 〉 〉 | |/ /; ; ; ; ; ; ; ; ; || ┃; ; ; ; ; |; ; ; ;/ |; ; ; || | \ \ / / | |∠; ;二二二]ヘ┃ ̄\| ̄.. |; ; ; || | \ \/| |\/ /. | | |> | |__」 .┌──┘| \_____________/ .| / < ターン・アップ!  ̄ ̄.. └────────────────┘| ̄ ̄ ̄ <二二二二二二二二二二二二二二 ] / ̄ ̄ ̄ ̄ [二二二二二二二二二二二二二二__/ └─┘ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 481 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/22(土) 00 37 38.97 ID akljCfd6o [5/14] ∧ / '. ,.ィ,' .Yハ ..、 , /ヽ.! l,..' ∧ { ,r‐、,=, -、 } ;弋;;;ノ=、;;;ノ j _V 'fr三z} /ォ-, _ ___,.f!_...}-`=if二ニ入_z-----ォ、 ,_'. ! ,f、〃/..、ー_...===-、/! /..=-‐''"´_,.} r 、_/,-.{! ∨、j!゚ j! .- lj'"´ ..=-''"´_..! '. . .i==} ,ノヾj , i、 i!ヾ´ ,.ィ''"´,,=', }、 . . . ト! ,. ィr-..r-、―r-r‐. '"、. . ', ,/ .\ 、. j ´、〃´ . . .`,"ヾ、zニ./ t_ォ_ー_}_ _}三三.j . { .ヾ、;/∨ ,. \__../`k--イー、 . . . . { . . . ./_,./ `´  ̄  ̄ ̄ ¨¨¨ ´ ∨/ ヽ、.// / .// `` ー- '"´ `ト=='ー--.'--'.'!'. ,r-、 _j r-----z、 . . . . ト,、.f ./¨ヽ、 {if ト,! 「/ヽ¨} rl!三 j} l!.!《 . .!ヽ!} -,!-.__'_`='-'_..- .¨¨ . 'ハ.!-',j `, ,{ . .` ..、 . .i . . . . . . . _... . ∧ !_, 、!, ./、ヾ . . . .ヽ l . . . . . . ,... ',. .-ヽ . -='l /、 . . .ヾ、ヽ . . . i . . . / / . . . ,. -..、 . . .j ,.≠. .ヾ、ヽ . . . ヾヽ, - 、' . , ' . . . ./ ../ .ヽ . ! ,. '`ヽ ヽ . ヾ、ヽ . -''" ``ヽ . ' . / . ,ィ-、' ., .} ヽ、o ン .. . . ,`-'´ ヾ. . . . .f /.ヾ 、 _/ .`.ー ' . . . ,/. \ . \ ./.ヾ.、 /_!...--, . . ._/ ヽ. . ヽ_/ . }ヽ .∧_,..._--≠' ヽ.ォ---'-イヽ ∧´ _j y' `、...__ソ_!_}ヽ ∧-ー} . / ヽ、___/__.ハ _,./ `ー= ., ' iヽ、../¨ .ト..、 !--ォ.r--',_} ト、 .-ォ fニ二} j'== . .l_..,/' ` -.l} . .r-ー`i、 /-,`' . . . . / ! ! . . . . 、ニ ヽ、.,.ィf´_!-'、 . . . . . -j ー-z .f二ニt.}.`ー=....___rー- ‐'  ̄ ̄ ´ ブレイド「はぁぁぁ!!!」 ダダダダッ! アンデット「クケェー!」バキッ ブレイド「うぁっ!? あぁぁぁぁ!?」 \フキカエウメー/ \セイユウケイケンモアルシ、タショウハネ?/ ブレイド「くそっ、こんな奴に……!! ん?」チラッ | | /| |ヽ | / | | ヽ | / / /⌒ ヽヽヽ | / | ο | ヽ | ヽヽ ⌒ | /⌒ / | ヽヽ ノ ¥ ノ/ | \∧ M ∧/ | // _ヽ W / \ | __/_ ヽ__彡ミヽヘ |\ \/━━─┐彡 |ヽ\ ヽ 》《 | \ \ | / \ |/ / ノ / \ |/ \ / |ゝゝゝゝ\ \ \ / || / \ \ \ \/ ヽ ブレイド「橘さんっ!?」 \タチバナダ/ \チャントキコエル/ ブレイド「なぜ見てるんですっ!? ぐあぁぁ!?」ズシャァァ! 484 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/22(土) 00 43 03.42 ID akljCfd6o [6/14] アコ「剣咲君!! 危ないっ!!」 ブレイド「本当に、本当に……!!」 フラフラ ざわ…… ギャレン「……」ザッザッ ざわっざわっ…… アンデット「ウゲゲェー」バキィッ ブレイド「本当に裏切ったんですかぁぁぁ!? ぐぁぁぁぁ!?」バキィィンッ! シュゥゥゥン ___________________/ _____r {| .Ω . i!ャ_______. ヽ|. /\ |[ Lv 0 ] .ゞ|! .ハ .i|ノ [==⌒==]| .!|( )..┏──────────────┓ ||. 7___マ .. │ ll │ || │ | | .│ || ∧ ..│ /∧ │ ||. /- ヽ .│ kソ 〉 〈 fノ . │ || │ ヤ', ∨⌒∨ l,'. │ || C │ マ、 人 人 ./7 │ || H... .│ `=/|_r、._|',=." │ || A... .│ ,r‐ハ /\ .ハ‐ 、 .│ || N... .│ .// .| ./ \ |`ヾト. │ || G │ /ィ rィ〈 〉ミト、 ゝ.ヽ.. ..│ || E. │ // V\/ \//ヾト、 . │ || │ ィf \ `ー‐"/ .ヤl.. . │ || │ >< │ || ┗──────────────┛ ||三三 ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 乂. || ニニ | | ||三三 | | || ニニ | | ||三三 | | || | | |乂 ▽  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ノ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ~~~ END ~~~ スクリーン「」パッ 京太郎「……」 一「……」 いちご「……」 咏「……」 えり「……」 パチッ パチパチパチッ! \スゴーイ!/ \チョーオモシロインダヨー!/ \チャントウラギッタンデスカニナッテタ/ パチパチパチパチパチパチパチッ!! 京太郎「や、やった!」グッ 一同「……」ホッ 487 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/22(土) 00 53 42.38 ID akljCfd6o [7/14] 会場が明るくなるにつれて、観客の顔がはっきりと見えてくる どうやら、みんな満足気な表情で頷いているようだ 京太郎「よしっ!」 司会「はい、ということで第一話。どうでしたか?」 \オモシローイ/ \ツヅキキニナルゥー/ 司会「本放送は明日の朝8時より、第二話は来週の日曜日となります」 \ロクガシナキャ/ \コレハミノガセヘンナァ/ 司会「さて、第一話の試写も終わり、イベントもいよいよ大詰めです」 \エェー!?/ \カナシィー!/ 司会「最後に須賀京太郎さんよりメッセージで終わりに……」 ジャンジャカジャーン! 京太郎「!?」 一「え? 何この音楽?」 司会「おーっと、これはどういうことでしょうか!?」 音声「仮面ライダーブレイド、剣咲カズマくん」 京太郎「(ドッキリイベントか?) だ、誰だ!?」 \ア、イベントダー/ \オモシロソー/ 音声「ふふふ、今日は君に素敵なプレゼントを用意した」 京太郎「な、なんだって!?」 音声「それは――」 バシュゥゥゥゥ!! 咏「スモーク!?」 えり「一体何が!?」 辺りがスモークで包まれ、ステージでは何も見えなくなる 一体……何が起こるんだ? ?「きゃー!」 京太郎「!?」 悲鳴!? これは―― 安価 ↓3 以下に該当するキャラを一人 条件1 京太郎のファンor事務所メンバー 条件2 女性 492 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/22(土) 01 00 14.37 ID akljCfd6o [8/14] スモークが晴れていく…… そして、その中から姿を現したのは!? 和「わ、わわわっ!? す、須賀くぅーん!?」ジタバタ 京太郎「の、和ァ!?」 な、なんで和が!? いや、もしかして応援に来てくれたのか? って、待て! それにしたって状況が―― ズンッ 京太郎「!?」ゾクッ なんだ、このプレッシャー? 誰かがいる それも、和の後ろに 和「は、離してくださいっ!」 だんだんとスモークが薄くなり、見えてくる 和を捕まえているそいつの正体は―― /! ヘヽ、 ./ .! _ 'i ヽ i i/i! iヽ、i! .i .i i { _,, -.} i! i _ .| i ヽ∧_ノ / i、 iヽ, /{ i, ヽ, ,| | / i' i .iヽト, //ヾ| _,. ヽ. ヽi! ∨ _ ,,..ノ .! i!;ノ /||i!, .//ヾ// { ヽ- 、¢ / __,∥ i ||//|.| i i!| ヾ| |ヾi! ,_. ヽ-ヘ ii ̄ヘ,《. { ノ|,////|.| i! i!|\| |ヾ//|| ヘ,∧∧/∨\ ノ-,,ノ!、 //| .| ./ |.| i! .i!|\| |ヽ| |/l\,__. ヘ∨|i|∨ /´'i ヽ、. ノ|_///|/| ./.|.| | /////ヽ| |ヽソ|| ;ト、_ _,,..-、_.,∧_|i|_,,../_,,..ミ/ ̄`ヽ、 丶 //ソ.〈〈/ヘ\_ノ|.| i .〈〈 |//_//ヽ/|| |ヽ/_,,/ミ;三;三;三;三彡`ヽ ノ_`ヽ///ヽ.ヽヽ// / / 〉 .| |i!ヽ|〈 /| ノ| ∥/ i|/\/∨∨\/\// ./´;i´ `|./、〉__////|-''´_」 i! `"- ト \i|,/.// /_∨___|_∧∧_|___∨/ ;i ヽ |ヽ//__/ ̄ ̄'i`´ i! | \_\/./ /《/ /《/ΝИ |;|;|;|´ヽ|;|;|´ ;i ヘ_,,. -‐'´__ ,, ... ,,, j i ! ミミュ、`"´ /《/ /《/|∨∨| |;|;|;| .|;|;| ....,ノ .., 、,,..ミミミミミミミミ! .| .i `"ヾミミミミミ.|;|;|,,_|;|;| / ヽ|;|;|;|. |;|;|;;;;;ィ"´i; ノiヾミミ/ヾ;、. ヽ, | i /| ././;/ .. |;|;|ヘ|;|;|'´\ .ノ|;|;|;|'´`|;|;|,/´ _i/ ./ ∧ ', ヾ;;、 ヽ .| i ./ / / /;/ .... i!ヽi; ,_ ,/ ¨\ .... ;;_/,,. -''" ... / /;|;|ヘ,ヽ、 ヾ;、 ヘ, / ! / |_〈 /;;〈........ ∧ i!`"'\ ノ`" "´ / ... / / ;;|;|;;|;;ヽ ` ... ヾ;;、-、_〉,_ / i / .〉ノ ヽ, / ヘ、.i! /\ j _ ,, .. - ,,/ / ;;;;;|;|;;|;;;|`|ヽ、 / ノ i!`''´\ / ././_,,-ヘ; i / 〈`ヾ;-‐i! `''i!' 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番外編 宥の膝枕 宥「京太郎君は温かいね…」 京太郎「どうしたんだ?」 宥「うんうん…何にもないよ」 京太郎「そうさ」 ナデナデ 京太郎「……どうしたんだ?」 宥「京太郎君な神サラサラなんだね」 京太郎「それはな、宥達と同じシャンプーとリンスだしな」 宥「ねえ京太郎君」 京太郎「どうした?」 宥「温かくなりたいな…」 京太郎「代わろうか?」 宥「そうじゃないよ…その手を握っていいかな?」 京太郎「ああ良いよ」 ギュっ… 宥「温かい…」 カン!
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IF 原作の世界に行った京太郎2 京太郎「ふぅ…自分の家に帰るのがこんなに怖いとはな」 ガチャ… 京太郎(女物の靴と少し大きめのサンダル…) 須賀母「あらお帰り。どうしたの、そんな泣きそうな顔して」 京太郎「…いや、なんでもないよ母さん」 京太郎(泣くな…絶対に泣くな。) 須賀母「おかしな子ね」 京太郎「…そうかな?」 須賀母「ええ変よ。私の顔を見ただけで泣きそうになるなんて…まさかテストで0点でもとったのかしら?」 京太郎「っ…!そんなバカじゃない」 スタスタ… 須賀母「怒らないでよー、全く」 京太郎「……」ポロポロ ガチャ…バタン 須賀母「本当にどうかしたのかしら…まるで私が生きてるのがおかしいみたいな顔だったわよ、京太郎」 ーーーーーーー ポチ…ペラ… 京太郎「あの事件は起きなかった…母さんと父さんは生きている。だが義姉さん達は地域貢献をしていると…」 バタ… 京太郎「なんだよ…なんなんだよ…俺はまたひとりぼっちになったのかよ」ポロポロ 京太郎「なぁ義姉さん、俺はどうすればいいんだ?」 ーーーーー 健夜「っ?」 ??「どうかした、すこやん?」 健夜「うんうん、誰かに呼ばれた気がしたの」 ??「へんなすこやん。だからアラフォーなんだよ」 健夜「あ、アラサーだよ!!」 ーーーー 良子「…っ?」 春「どうかしたの?」ポリポリ 良子「いえ…なんでもないです」 春「……」ポリポリ
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番外編 京太郎過去に飛ぶ カピー「パカパカ(すまないが主を今から過去に飛ばす)」 京太郎「はっ?」 カピー「パカパカ(いいからさっさといって来い。目標はモノクルの女の子を賭博麻雀から護る事。相手は雀神や死神とか呼ばれてるが小鍛冶健夜と三尋木咏を姉に持ち、インターハイ全試合を役満で勝った主ならどうにかなる)」 京太郎「だから…」 カピー「パカパカ(勝たないと未来が変わるからな。勝て、死ぬ気でな。宮守のガキと思い人との記憶も無くなるからな…さあいけ)」 ドス… 京太郎「俺何も言えて…ない…」 カピー「パカパカ(生きろ、主)」 ーーーーーーーー ??「起きて下さい…」 京太郎「…うぅ…あれここどこ?」 ??「気がつきましたか?」 京太郎「ええ…まあ…」 京太郎(あれ旧くさい制服だな) ??「良かった…倒れてたんで心配したんですよ?」 京太郎「は、はぁ…ご迷惑をかけました」 ??「全くです…私は今から大事な用事があるのに」小声 京太郎(大事な用事?) ??「これも何かの縁です、名前を聞いていいですか?」 京太郎「ああ、俺は………です」 ??「えっ?」 京太郎「だから………ですって…」 ??「…ふざけてるんですか?」 京太郎(名前がいえない…いや聞いてもらえないのか?なら) 京太郎「小鍛冶健夜(けんや)って言います」 ??「小鍛冶君?…私は熊倉トシです」 京太郎「えっ?」 トシ「聞こえませんでしたか?私の名前は…熊倉トシです」 京太郎「トシさん?」 京太郎(面影はある……あるけど、ありえない…いや、カピーならありえるのか。ありえないなんてありえない…帰ったらもふもふの刑だな) トシ「名前で呼ばないでください。馴れ馴れしいです」 京太郎「ご、ごめん。知り合いと名前が同じだからつい…」 トシ「そうなんですか…それじゃあ、私は用事があるので」 スタ…ギュ…京太郎がうでを掴んで 京太郎「麻雀を打ちに行くんですか?」 トシ「なんであなたがそれを…」 京太郎「俺もそこに着いて行っていいですか?」